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グラフィック懐古厨集合ーー!!

「好きなゲームは?」と聞かれたらアナタは何と答えますか。

小学生の私なら「マリオ」と答えたであろうし、中学生の私なら「FF9」と答えただろう。今の私は。。。「アンダーテール」かな?

まぁ上のは半分本当だし、半分嘘である。正直言うと、今現在「これだ!」というものは挙げられない。記事の趣旨的に私が今までプレイしてきた、特徴的なゲームを挙げてみた。みなさんにも自分が子供の頃ハマったゲームを思い浮かべてほしい。もしかしたらアナタもグラフィック懐古厨なのかも知れない? 
あっ!でもマリオもFFもアンダーテール大好きだお(^^)

マリオはゲームボーイの「スーパーマリオアドバンス4」を幼少期にプレイして、その綺麗で鮮やかなドットは今でも覚えているし、FF9(特にff7~9)は特徴的な映像表現で、フィールドが一枚の風景画のようになっていて、キャラクターがその上の移動するという表現が自分にとっては新しかった。特に私は、「ラチェット&クランク」などの3Dゲームの世代で、カメラでグルグルできるゲーム世界があたりまえだったため、初代プレイステーションのFFシリーズを始めてプレイした時は、色んな意味で衝撃が大きかった。ff7なんかはミニゲームが多かったし、ムービー的な演出でもキャラクターを動かすことが出来たりと、素人の自分が初めてプレイした時でさえ、その丁寧な作りに気づいたものだ。ff7が名作だとはネットの情報で聞いてはいたがプレイしてみて「こりゃあ本物や」と思ったのはいい思い出。「思い出補正やろ~」なんて疑ってゴメンね。
そして最後に挙げたのが「アンダーテール」だが、ここにきてドットに戻るという。しかしインディーズゲームという立ち位置でありながら世界中で大ヒット。僕だって買ったんだぞ!!

ドットから3D、ローポリからハイポリと進化してきたゲーム史だが、「リアルな映像表現」に関しては臨界点を迎えているように思う。


我々は次世代のゲームに何を望むだろうか?
ゲームグラフィックはもはや我々を楽しませるものや技術の進化を感じさせワクワクさせる要素ではなくなってきている。実際「PSからPS2」「PS2からPS3」と時代を追うごとに、視覚的な映像の進化は緩やかになってきている。もちろん、高速な処理能力や新たな技術はだんだんと増え続けているが。

リアルで綺麗なCG映像は「一つの表現」としての立ち位置をとっていくのではないか?

少し前まで、YouTube上で「夜勤事件」というホラーゲームの実況動画がたくさんあがっていた。本作は初期のSIRENのような、リアルな人間の顔のテクスチャが不気味な雰囲気を醸し出している。他のゲームと比較すると斬新な映像表現である。

ちなみに「夜勤事件」製作者の以前の作品の中には、粗い映像が特徴的な「ローポリゴン」色の強い作品も存在する。製作者はホラーゲームとしての純粋な楽しみ方だけでなく、視覚的な楽しみ方にも絶えず挑戦しているのではないかと、私は勝手に推測している。(プレイしてないのに偉そうですね!)

普通の感覚からすれば映像表現上「粗い」というのは、マイナスと捉えられがちな要素の一つではあるが、数年の時をかけてローポリは魅力的な表現のひとつとして再び戻ってきた。

「BACK in 1995」というゲームが存在する。発売されたのが2016年と比較的最近の作品ではあるが、意図的に「粗い、古い」表現を用いることで独特な世界観を演出している作品だ。この表現を、我々が魅力的に感じるのが「懐かしさ」のせいか、それとも視覚的に、直感的に良いと思っているかどうかはわからない。しかし、この粗い映像を好む人間が一定数存在するのは間違いない。「BACK in 1995」の制作者は、「レトロポリゴン」を題材にした作品が増えることを願っているとインタビューで発言していたが、その波は確実にきている。やったぜ!

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(↑は「BACK in 1995」の実機映像)

「味」と呼ばれるものだろうか、この32ビットローポリテイストの映像表現は特にホラーゲームなどと親和性が高い(ように思う)。リアルさには欠けるが、不気味さが一気に増す印象をプレイヤーに与えてくれる。ホラージャンルはローポリが似合うが、他ジャンルはどんな映像表現・映像形態が似合うのか考えてみるのもおもしろそうだ。
私は「クロックタワー」などにもその不気味さを感じる。「不気味の谷現象」的なアレでしょうか?

ローポリローポリと騒いでみたが、最近はドットも熱い。「オクトパストラベラー」というRPG作品は発売前からずっとやりたいと思っていた作品だが、スイッチを持っていないので未だに未プレイ(´;ω;`)
しかし、あの革新的な昔懐かしいドット絵と3Dを融合したような映像美は惹きつけられるものがある。PC版も出ているらしいので、いつかそっちでプレイしてみたい。バトル画面で、主人公たちは小さくデフォルメされたドット調で描かれるのに、敵やボスなどは大きくイラストのように表されているのはきっと昔のJRPGへのリスペクトだろう(キリッ!
2020年にリリース予定のソシャゲ版も控えているらしく、ソシャゲが苦手な私でもちょっと期待していたりする。

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記事の頭では「ドットゲームであること」と「インディーズ作品」であることからアンダーテールを例に出してみたが、筆者は「Eastward」や「Death Trash」などのゲームが楽しみである。最近のゲームでは味わえないワクワクというか、そういうものを味わえる気がしてならない。3Dゲームに慣れすぎてしまったからだろうか?わからないが、インディーズで頑張ってゲーム制作している人たちを見ると、ゲーム制作の魅力と、唯一無二のゲーム体験が出来るのではないかと、子供の頃の純粋なワクワク感を思い起させるのだ。気になる人は是非こちらの世界も覗いてみてください。

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【余談】

最近話題のhell takerというゲームをプレイした。所謂「倉庫番ゲー」なのだが、その可愛らしいイラストとシナリオで人気を博している。ボリュームもちょうど良くて(筆者は2時間ぐらいでクリアした)忙しい現代人にはもってこいだ。
人気に火が付いているのを見ていると、時代はSNSなんだな~と深く感じたのだった。
ゲームが二度生きていると言いますか、一度はプレイ時に、そして二度目は二次創作でとういう風に。そういった楽しみ方も増えている。
特に最近のインディーズゲームは制作の途中過程がSNSに挙げられたりとファンとの交流が盛んである。私も気になる作品の制作過程を追うために、わざわざツイッターのアカウントを作ったぐらいである。ツイッターのいいところは自分の気に入った作品と似たようなテイストの作品にも触れられることだ。そうして、その界隈の士気もどんどん上がり、ゲーム業界も盛り上がる。万万歳だ!!
アンダーテールの場合は物語や斬新なゲームシステム以外にも、そのゲーム音楽も高く評価された。リアルイベントも確か開催されていたし、私も学生の頃部活の演奏会でいくつかの楽曲を演奏した。
アンダーテールが広く愛された理由を探るだけでも、上記で提示した質問の答えに近づけなそうな気がする。今日はやめとくけどね。でででっで♪でっでっでーででで♪でででっで♪でっでっでーででで♪


【終わりに】

この記事を書き始めた時は「映像表現」に重きを置いて書くことを目指していましたが、いつのまにか「インディーズすげぇー!」みたいな内容になってしまいましたね。
男の子は誰でも一度は「ゲームを作る人」を夢見ると思うのですが、小さい頃の私はゲーム会社に入らないとそれは実現しないと思っていた。しかし、いつからか自分(または自分たち)でゲームを作る猛者たちが現れだして、最近ではインディーズゲームという言葉も良く耳にするようになった。小説を書くように、漫画を描くように、ゲーム制作もいつかそういった手軽さを持ち合わせる時代が来るのかもしれない。もう来てる?
最近は「プログラミングー!プログラミングー!」と耳にタコが出来る程聞くが、ゲームが創れるなら学んでみたいものだ。

なんかwwワイもwwwゲーム作りたくなってきたゾwwwwwwwww


まぁ何が言いたいかと言うと、みんな違ってみんな良い。

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