ペンギンはクチバシをはさみ続ける
「ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ」という本がある。つい先日、この本の増補新版が出版されることが発表された。
この本は我が家にももちろんあるのだが、私にとっては他の本と比べて少し思い入れのある本になっている。
この本の存在を知ったのは、私が大学生の時だった。その頃の私は、大学の図書館で「ペンギン」と検索して、片っ端から借りるというなんとも頭の悪いことをしていた。そんな中で検索に引っかかったのがこの本だった。しかし、借りるには一つだけ問
題があった。ペンギンの本なのに、なぜか図書館になく、人文学系の研究室が所蔵していたのだ。さすがにそれを借りるのはためらわれ、結局借りることはできなかった。しかし、それから数年後、都会の大きい本屋でたまたまこの本を見つけ、何度か迷った末購入した。
そんな思い出があるので、今回良い機会なので この本を再読してみようと思う。5月28日の増補版発売日には間に合わないだろうが、せっかくなのでじっくり読んでみたい。きっと新たな発見があることだろう。
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