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ヘビの命 ――ハードモードに向けて――

久々にフリーゲームの「ヘビの命」を起動した。
ノーマルモードの途中まではやっていた。
途中まではゲーム実況で見ていたのだが、面白くて自分でやってみたくなった。
最終章は自分で見たくて、ゲーム実況すら見ていなかった。しかし、やろうやろうと思って、結局やっていなかった。

今回、一応の結末まて見た。
ハードモードの結末に期待したい。
あまり内容について書くとネタバレになってしまうので、ここから先は内容のことは書かず、主にキャラのことについて書いていく。

まず、ヘビだ。
私はヘビが大嫌いだ。
爬虫類全般が嫌いだ。でも、カメだけは許す。
私が高校で生物を選択しなかったのは、資料集にヘビの写真が載っていたからだ。
そんなヘビの写真がある本を、生物の時間に持っていかなければならないだなんて、考えただけでも背筋に寒気が走る。
しかし、そんな私でも「ヘビの命」はプレイできた。
ヘビがかわいいからだ。
ヘビ大型種、ポイズンスネーク、正面を向いたヘビ。どのヘビもかわいい。ミミズとムカデはノーコメントで。
とにかく、ヘビに嫌悪感を感じなかった。
人間側も個性ある人物ばかりで面白い。
特に、ヘビ探偵を助けてくれる男性客。
ヘビに好意的で、援護もしてくれる。
めっちゃいい人じゃん、と思った。

キャラクターの次にストーリー。
ギャグと真面目な話がテンポ良く折り合い、不思議なほどの疾走感を出している。
私はちょうどこんな感じのギャグが好きなので、思いっきり刺さった。
求めていたのはこんなギャグだったのだと思った。

さらに推理。意外に(失礼!)ちゃんとしている。ヘビやムカデが普通に人と話せるという世界観ながら、それを活かしつつ、推理を、議論を論理立てている。
ここまで詰めるのは、本当に大変だったのではないだろうか。
作者さん、すごい。
そして、そう感じたら、積極的に支援をしよう。
自分が納得してお金を出すのは非常に気持ちが良いことだ。自分は嬉しいし、お金も回る。

ぜひ一度、「ヘビの命」をプレイしてみてほしい。
逆転裁判が好きな人は、おそらくハマるだろう。それから、ミステリ好きにもオススメ。あと、ヘビ好きもプレイしてみよう。


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