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その瞑想のやり方、あなたに合っていますか?

私はもう10年近くヨガをやっているのに、最近になって初めて気がついたことがある。

それは、自分の瞑想が、自分にとって悪影響をもたらしていたということ。


瞑想とは、心を鎮めて無心になること。何も考えずリラックスすること。
Wikipediaより


私は、ある程度瞑想をマスターして、何も考えないことができるようになってきた。無心になれていた。

それは、何も考えないから無心になっているのだと思っていたけど、
そうじゃなかった。

私は瞑想することで、心を一時的に無にコントロールして、自分が客観的に自分を観られるようになってきたと思っていた。

でも、ふとしたとき
何に対しても何にも感じないことに気付かされる機会があって

「ヨガって楽しい?」

そう聞かれた時に

「え?何言ってるの?
ヨガは楽しいとかそういうことじゃない」

そう答えた自分がいてハッとした。

わたし、感情さえも無に追いやっていた

瞑想は感情を無にすることじゃない。

瞑想で、無になるのが心地よいと、
ときに何も感じなくなってしまうことがある。

時に、心を沈めることは大切だけど、
何も感じなくすることではない。

欲がなくなる
それはわかる

でも、必要な欲がなくなってしまうのは
少し違う

欲があるのが人間
欲があるのは悪いことではない

瞑想の本質は
心を沈めて
その先にある、自分の感情

本当の自分が感じることと
しっかり向き合ってあげること。

皆さん、間違った瞑想で、感情の不感症になっていませんか?

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