アイスモンスターとは何ぞや!?

頻繁ではありませんが、旅行やツアーなどのアレンジを依頼されることもあります。

この時は、ちょっとユニークな頼まれ方をしました。

ある時、スウェーデン人の奥様から、メールを見せられました。この人が、アイスモンスターツアーのガイドだから、連絡を取ってツアー申込みをして欲しい、というご依頼でした。友達が以前参加されたらしいツアーの内容と、日本人男性の名前が書いてあり、奥様が、場所はZaoと仰います。

山形県のあの蔵王?と思い、因みに、アイスモンスターツアーとは一体何でしょうか、と伺ったところ。どうやら、雪山をトレッキングして、樹氷を見に行くツアーということが分かりました。

へぇー、そんなツアーがあるのか、海外にはそういう名称で発信がされているのか、とビックリしつつ、ガイドの名前しか分からなくて大丈夫か、と不安になってきました。とにかく調べて連絡すると一旦引き受けて、ネットで調べてみました。すると、そういったツアーを催行している会社が数社出てきました。仰っている場所や内容から、当たりをつけて、ある会社に電話してみたところ。

そのガイドさんが見つかりました!ツアー参加の希望、人数、日本語を話せないことなどを伝えました。ガイドさんは英語を話せないそうですが、何とか頑張りますとのことで、申込書をFAXしてもらい、ご本人に記入いただきました。

ランチは付くのかしら、私はアレルギーがあるんだけど、食事はどんなかしら・・と仰っていたので、ランチの有無を確認しました。付いてこないというお話だったので、駅周りのお店について、他に、駅からリフトまでの位置関係・アクセス、含まれている保険の内容や注意点などを確認し、奥様とご主人にお伝えしました。

ツアー参加後、無事にお戻りになられて、ホッとしました。本当に助かった、とお土産をくださったので、「こんなことしていただかなくて良かったのに・・」と伝えると、「しなくていいことは分かってるの。でもしたいから、するのよ」と、笑って仰ってくださったのが、今でもいい思い出です。外国人は、日本のように“義理”感覚がない方が殆どなので、本当に感謝した時だけいただける印と思うと、尚更嬉しかったのでした。

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