仕事のつまみ食いと呼んでいること

さして興味がないことは
資料を見ずに要点だけ聞いてくる

聞いたことを覚える気はなくて
必要なときにまた聞いてくる

他人の脳をメモリースペースにして
自分の脳は自分にとって大事なことで詰まっている

そういう人は
要点を抑えているから仕事ができる

その人に尋ねられる度、
私は彼女のための知識の取得に気がいって
気づくと自分のことはおざなり

知らないと言えない私は見栄っ張り
利用されている?とさえ思うけれど、
それを利用と呼ぶならば、
自分から利用されに行っているのだ


彼女のことを、
仕事のつまみ食いができる人と呼んでいる
仕事の大小の取捨選択ができるからだ
自分はメインディッシュに専念し、
小腹は他人のデザートで満たす

私にはないスキルだから
羨ましいときもある
ズルいと思っているときもある
見習うべきかなとも考えたり
どう捉えていいかわからない

ある人に君には戦略がないと言われた
いきあたりばったりと手当たり次第
悩んだ挙げ句の正面突破
私の仕事の仕方=生き方
目の前のタスクをこなしているだけの日々
だから悩むし迷う

小さなキッカケから大きな壁が見えた


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