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まちライブラリーに行ってきた

蔦屋書店も好きなんやけど

本屋さんとスターバックスコーヒーが融合した梅田にある蔦屋書店が個人的に大好き。本が出版社ではなく、テーマ・ジャンル別に配置されていて、哲学・物理学・生物学・歴史・ビジネス書等色んなジャンルを幅広く読む自分に合った本を探しやすいからだ。

ただ、ふと「新刊ではなく、古本が置いてある蔦屋書店みたいなのがあればなぁ...」とある日感じました。そこで調べる中で行き着いたのが、今回行ってきたまちライブラリー@森ノ宮キューズモールです(以下まちライブラリー)。今回は行ってきた感想をまったりと書こうと思います。

店内の書籍は全てお客様からの寄贈!

本記事のタイトル画像を見て分かる通り、全面ガラス張りで、初めてでもかなり入りやすい雰囲気。入ってみると正面には、カフェショップが。

まちライブラリー カフェ

ちなみに店内はこんな感じ。

まちライブラリー 店内

平日だったこともあり、人が少なくかなり静かでした(親子でカフェで勉強や読書をしてはるんかな)。この写真以外にも本棚はまだあり、これらの本は全てお客様からの寄贈だそう。凄い...。紙媒体の本を愛している人たちが沢山いるんだと実感!!

普通の本屋さんとか図書館は、基本的にお店・図書館側が取り寄せた本が置いてあると思います。しかし、ここの本は全てランダムなお客様が寄贈した本ばかり。ランダムに集められたからこそ、他にはなかなかない本も。マイルス・デイビスの自伝がしれっと置いてあったり、僕が生まれた年に出版されたドラえもん関連の本があったりと、まるで初めてユニバのハリポタエリアに行った時のようなワクワク感が湧き上がってきました。

アイスカフェラテを頼んで席に着くと、目の前に飛び込んできた景色。

まちライブラリー ディスプレイ

思わず小声で「すげぇ...。」と言ってしまいました。というのもLPレコードを集めるのが趣味なもので。まぁジャズはあまり置いてなさそう、残念...。

手に取って借りた本(入会費500円を払えば、本を借りることが出来る+αカフェ10%Off!!)は、寺島靖国さんの「JAZZはこの一曲から聴け!―マイ・フェイバリット・アルバム100」(講談社+α新書)。エリントンからジャズを聴き始めた私は、コンボにあまり明るくないんです...。この本でおススメされていた、ベント・エゲルブラダの "A boy full of thoughts".めちゃくちゃ良い。

こんな感じで新しい良い曲に出会えるなんて...。って、この本一個もエリントンおススメしてへんやん!!

古本に添えられた”薬味”

本の最後には、みんなの感想カードなるものが付けられていました。

まちライブラリー コメントカード

古本屋さんになかなかない、とても粋な工夫だな...。この本のストーリーを感じ取ることが出来ますし、何より同じ本を読んだ人の感想が読めるのは、何だか心があったまる気持ちが。電子書籍ではこんなことは出来ないだろうな、なんて。アナログも捨てたもんじゃないよ、と新しいもの至上主義の人に訴えたい!!そんな本を通じて人の温かさに触れることの出来る素敵なライブラリーでした。定期的に通います。

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