ぺんてる公式noteはじめます
はじめまして。あるいは、お久しぶりです。
文具メーカーのぺんてる株式会社です。
幼稚園や小学校以来、久しぶりに名前を聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
この度、ぺんてる公式noteを開設しました!
初めての投稿として、今回は私たちぺんてるのこと、そして、このnoteで取り組もうとしていることについて、お話ししたいと思います。
ぺんてる、知ってる?
「ぺんてる」と聞いて、みなさんが思い浮かべるのは、きっと子どもの頃に使った、クレヨンやえのぐかと思います。
ほかにも、「サインペン」や「ぺんてる筆」など、見たら「ああ、あれね!」となる製品も多いことでしょう。
お近くのペン立てや筆箱を見てみたら、そこにぺんてる製品を見つけられるかもしれません。
たぶん、誰もがどこかで触れているもの。私たちは、そんな筆記具・描画材をつくる会社です。
そんなわけで、はじめに「お久しぶりです」とご挨拶させていただきました。(はじめましての方は、これからどうぞよろしくお願いします!)
「表現するよろこびをはぐくむ」という想い
ぺんてるの創業は、今から70年以上も前の1946年のこと。
「これからの日本には、未来をつくる・支える、子どもたちの教育が最も必要だ」という創業者の想いから、ものづくりをスタートしました。
以来、クレヨン、えのぐ、ボールペン、シャープペン、マーカー、筆ペン、消し具など、書く・描くことにまつわる、さまざまな画材や筆記具をつくってきました。
そこには、共通の想いがあります。
誰もが感じるままに想いをかたちにできる多様な道具をつくることで、人々の創造性や想像力をはぐくむ。
創業以来、私たちが目指し、取り組んできたことは、一言で表すなら「表現するよろこびをはぐくむ」ことといえるでしょう。
なぜnoteをはじめるの?
そんな私たちが、noteをはじめる理由。
「書く・描くもの」をつくる会社なんだから、ノートだけでなく、noteも書こう!
…という思いつきも、ないわけではないですが、それだけではありません。
デジタルツールを日常的に使いこなすのが当たり前の昨今。文具というと、なんだか懐かしい、昔ながらのことをやっていそうと思われがちですが、実はそうとも限らなかったりします。
しばらく文房具売り場に行っていないなあ、という人は、ぜひちょっと立ち寄ってみてください。新しい機能や進化した姿に、きっと驚くはずです。
たとえば、芯が減ってきたらカチカチとノックするもの、という常識から解放された「自動芯出し機構」搭載シャープペン。
えのぐのように濃く鮮やかに描けて、SNSでもハマる人続出の高発色カラーボールペン。
そして、人気YouTuber画家先生と「大人のためのクレヨン」を共同開発し、クラウドファンディングに挑戦、なんてことも。
新たな挑戦をしながら、変わらぬ想いで、私たちは模索し続けています。
すべては、人々の「表現するよろこび」のために。
そのことを、モノを通してというだけではなくて、一歩踏み出して、私たち自身の言葉でお伝えしたいと思ったのです。
noteを開設したのは、そんな想いからでした。
私たちがつくるペンでは、ノートは書けても、noteを書くことはできません。
でも、ものづくりの裏側にある想いをお伝えすることはできる。
ここを、そんな場にしていきたいと思っています。
ぺんてる公式noteのこれから
これからこのnoteでは、ぺんてるのものづくりの想いや取り組み、知っているようで知らない豆知識、みなさんにご参加いただけるイベントのお知らせやレポートなどを、社員が自らの言葉でお伝えしていきます。
これを読まれているみなさんの中には、手描きするのが好きという方も、ちょっと苦手なんですという方もいらっしゃることでしょう。
実は…ぺんてる社員も、同じなんです。絵や字が得意な人もいれば、そうでない人も、いろんな人がいます。
だから、私たちもこの場を通して、みなさんと一緒に、表現するよろこびを探究していきたいと思っています。
何かを表現するって、ちょっといいかも。そんなふうに、思ってもらえることを目指して。
どうぞよろしくお願いします!
(おまけ)
note読者の方でしたら、「ぺんてる シャープペン研究部」(シャー研)を知っているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ぺんてるのノック式シャープペン60周年を記念して開設した、シャープペンライフを語り合う部活動。中でも、サイドノック式シャープペン偏愛社員が思いの丈を綴った記事は、たくさんの方に読んでいただきました。
現在は休部中ですが、ちょっとマニアックなシャープペンのお話が盛りだくさん。お好きな方は、ぜひ読んでみてください!