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【決算解説】ベイカレント3Q決算、2桁増益。そんなことより分社化で勝負をかけてきた!

2024年1月12日、株式会社ベイカレント・コンサルティングの3Q決算は発表されました。

純利益19%の2桁増益はもちろん素晴らしいことだけど、そんなことより併せて発表された分社化のほうがはるかに重要。

これはベイカレントの将来に大きな影響を与えそうな一手であることを解説します。

●文句なしの2桁成長

<株式会社ベイカレント・コンサルティング>
(24年2月期 第3四半期)

売上高:677億円(+23.3%)
営業利:242億円(+15.9%)
純利益:176億円(+18.7%)

もはや2桁成長が当たり前のようになっている。

推移で見るとこんな感じ↓

(21年→22年→23年)
売上高:415億円→549億円→677億円
営業利:152億円→209億円→242億円
純利益:110億円→148億円→176億円

中期経営計画では「2026年に売上高1,000億円、EBITDA300億円」と掲げており、目標達成に向けて順調に推移。

●人増やしすぎ問題とIT下請け派遣問題

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