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はたらくって何だろう

今の会社に勤務して30年目になります。
あと20か月ほどで定年になります。
サラリーマン生活に慣れ切った思考回路は「就業時間」の時刻表で通勤の毎日。

終身雇用が崩れた時代に、定年まで居られるのは希少価値だと。
人事考課や査定に振り回されて上司の機嫌を取って、
難しくもない仕事を瞬時に終わらせると退社時間までの長い空白が続く。

定年後の人生を考えていると、時間に縛られた仕事のやり方は遠慮したい。
もう、時間が短いからだ。
時間を如何に効率的に使いたいと思うのが定年間際のオジサン。
書類一つ、資料一つ。
プログラミングで自動化してしまえば数分もかからないのだ。
その作成された昭和の匂いがする書類に価値はあるのだろうか。
そんなことを考えながら・・・今日も会社の周囲の清掃で時間つぶし。

55歳を過ぎると、昇給が無くなる。
査定だってプラスなんか無い。
使い古された鉛筆のように芯が無くなるのを待つだけ。

長年勤務して、蓄積されたものは?

世渡り上手な言葉遣いと年功序列的な給与
年金がいつもらえるか?が枕詞のように
正直、老舗企業は老化しているのだ。

理由は簡単

経営者がサラリーマンになり
イノベーションも進化も無い
日頃考えていることは売上の達成と自分の成績
競合他社は?なんてマーケット情報なんか見るものか
それで売上が落ちたら部下の責任
そんな日本企業に何がある。

コロナ対策でリモートだと叫べば、単に自宅へPCを持ち帰り
ZOOMで会話していれば仕事をやっていると錯覚する
会議室がZOOMになっただけ

通勤電車の混雑が減らないと報道されても
社畜は会社へ出ることに存在感があり
首都圏で感染者が増えても首都圏の人口は減らない
本社=首都圏の呪縛から逃れないのだ

イノベーションも出来ない固着した会社で勤めたいですか?
社畜になりたいですか?

はたらくってそんなことではないでしょう。

明日も通勤電車に揺られながら
若い人を見ながら思うつぶやき


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