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FitbitのSNS

フィットビットの利用者はアプリを使うのが必須で、そのアプリにはシェアしあう交流のSNSが標準としてついている。

世界中のフィットビットの利用者が必然的に登録されており、それぞれの関心のあるグループで、成果をシェアし、応援ボタンによって交流が図れるような仕組みだ。

実名制ではないので、比較的に緩い交流で、気軽に友達になる文化が形成されているようで、私も、応援ボタンを押してくれた人には、すぐに友達申請するようにしているのだが、あっというまに100人近くになった。

友達が増えると、友達同士で一緒にチャレンジするプログラムなども用意されており、さっそく、いくつかお誘いがあったりもする。

私が所属しているのはウォーキングのグループとダイエットのグループなどである。その日の歩数をシェアし、減った体重をシェアする。すぐに20人近くの人が、「がんばたね」、「よかったね」、「おめでとう」、と声援をくれるのだ。

実社会において、「今日何万歩あるいたよ」、と報告するのは家族くらいなもので、しかも、毎日報告しても聞いてくれなくなるものだろう。

実体の分からないSNS上に公開されている情報だけの見知らぬ人の声援のほうが、ボリュームも多いし、レスポンスも早い。

世界で3000万人といわれているFitbit利用者がいるから、海外の方とも友達になる。
オクラホマのトムから英語でダイレクトメッセージをもらい、返事に戸惑うが、カタコトの英語で一行のみ返信しておいた。

目的が明快なSNSのほうが、密な交流になる事が分かった。

ウォーキングという、二足歩行の人類の根源的な移動手段。
健康のために、毎日ウォーキングする世界中の人々。
そして、ゆるやかなSNS。

サポートありがとうございます。