見出し画像

神社仏閣での学びと感謝の日

コバルトブルーのこの美しい滝壺を見たくて、参拝に伺った日。そして行きたかった吉祥龍穴。

なんと言っていいか分からないほど、息の飲むような神聖さを感じ、初めてこの龍鎮神社を知ったときは、心の奥からなんだか、こみ上げてくるものがあった。

たまたま知り合いが私が行く数日前に龍鎮神社に行っていて、動画を見たら、なぜなのか不思議だけど、涙が流れた。何で涙が溢れたのか本当に分からない。でも、なんか優しい気持ちで心がいっぱいになって、行きたくてたまらない気持ちになった。

数日後、かなり暑い日だったけど、天候にも恵まれて参拝へ。

ウキウキな気持ちで行った私だけど、この日、たくさんの感情を知る1日となった。。

この日は室生龍穴、吉祥龍穴、室生寺の3つを参拝した。室生寺に関しては元々行く予定ではなかった。近くにあったのを見て、行ったことないし行こう!と急遽行くことになった。

室生龍穴ではなぜか写真を1枚も撮っていなかったことに気付いた。ただ、参拝後の帰りに、境内の外側の壁にあった看板を見ているといきなり、トカゲが現れてビックリして、その写真だけ撮った。普段はトカゲとか苦手なのに、なんかこのトカゲ、写真で分かりにくいかもだけど、落ち着いたGOLDのような身体でキレイに見えて、写真を撮っていた。

画像1

室生龍穴ではこの写真しかない。笑

その場を後にし、吉祥龍穴へ。

画像2

この下を降ります。

画像3

ここは何とも穏やかで優しいとても心地良さを感じ、いつまでもいれるような気持ちになった。この穴から今にも龍神様が出てこられるような、何とも安心感を感じる場所だった。たっぷり深呼吸をして癒された本当にオススメの場所です。

そして待ちに待った龍鎮神社へ。

画像4

ここで私はものすごい感情を味わうとは思ってもいなかった。

画像6

キレイな滝壺

画像9

なんて綺麗なんだろう。水面の波紋が龍のウロコのようにも見えるし、透明感もたまりません。

画像9

この手前が晴れが続いている場合水量が減り、渡ることができて、下記写真の場所で近くで参拝できます。

画像5

無事参拝したのですが、、、

写真だけみたら普通に参拝したように見えますが、この日たくさんの家族やカップルが滝壺の反対側で浮き輪をつけて泳いだり、テーブルを設置してバーベキューをしていたのです。

私は到着して、見た時、とても悲しさと怒りの感情が溢れていました。参拝の気持ちより、何でこんな場所で、、、という残念な気持ちとで、苦しかったんです。結界の下でバーベキューには本当に驚き、主人に悲しさと怒りをぶつけてしまいました。

次の瞬間、主人の言葉に私をハッとした。

“もしかしたら龍神さまは、みんなの楽しんでいる姿を喜んで見ているかもよ?価値観はそれぞれだから、誰もが神様を尊く思っている訳ではないよね”、、、と。

“たしかに、、、、”

龍鎮神社の帰り道には、色んな考え方はある。

自分の考えが正しい訳じゃない。

という事が脳裏にありました。色々な価値観があるから、見え方が違うんだろうなと。

不思議と、そう思えた瞬間からモヤモヤした気持ちはスーっとなくなりました。メダカを見つけてすっかり気分も変わりました(^^)

画像8

その後、室生寺へ。ここでは驚きのハプニングがありました。。

画像10

室生寺本殿。ここまでくるにも実はなかなかね階段がありました。事前に調べて行ったのではなかったから、階段にびっくりしました。

そしてこの左奥からは奥の院が、、、

主人の、行こう。と言う言葉に最初は無理かも?って言ったけど、やっぱり登ることに。

これがやばかった。。。登っても登っても階段。

画像11

この時点でフラフラでしたが、五重塔が見えた。ここを頑張って登ったらゴール。と思った。

しかしこの時点で汗だくで喉がカラカラ。。。

そしてこの石段を登ったら、、、

なんと見えなかったけど、まだ階段が最後にあったんです。

私はここでフラフラになって、近くにあった大木に倒れました。。上まで上がった主人が、私の姿に慌てて戻ってきて、声をかけているけど、聞こえてるけど、声がでなかった。力が抜けて声を出せなかった。お水が飲みたくてしんどくて、力が体に入らなかった。

脱水症状だった。

主人がまた上まで登って、お坊さんに伝えてくれたようで、お坊さんが持っていた水筒を口に入れて飲ませてくれた。

その少し前、、

左側からひんやり気持ち良い風邪がスーッと吹いただけ覚えてる。

水筒からゴクゴク飲んだ私は、すぐに意識もハッキリして力が入った。

水筒から飲んだのは、レモンのアクエリアスのようで氷が入っていて冷たく身体に染み渡り生き帰ったように感じ、すごく美味しかったことだけは、しっかり覚えている。

少しゆっくりしたあと、あと少しを登り切って頂上までは行けなかった。

降りることで精一杯だった。

あともう少しなのに、あと少しなのに登ることができない自分を、情けなく悔しい気持ちだった。

登る際、こんなに長い階段と思わず飲みものもなく、途中の休憩場所の飲み水が、たまに枯渇するようでお水がなくて、飲めなかった。

お坊さんも五重塔までお水がないから、自分で持参しているそう。冷蔵庫も無いとのことで、夕方だったのに、よくあんなに水筒に飲みものが残っていたことにとても感謝した。

お水がなかったから、命を助けていただいたとさえ思って、感謝の気持ちでいっぱいで、下山した。

主人は私が倒れ込んだ場所から頂上まで3往復してもらうことになってしまった。感謝でいっぱいだった。

主人からも、

無理させてごめんな。

と言われました。そんな主人は脚が疲労でプルプル震えていて、申し訳なく思いました。

必ず頂上まで登りにリベンジする。と胸に決めている。そしてお坊さんにあの時の助けていただいたお礼を必ずお伝えする。

思い通りにいかなくても、命があることだけで有り難いことだということも改めて感じ、この日はお互いに学びと感謝の1日で、忘れることのない思い出となりました。

最後に、室生寺本殿で参拝して階段を見たら、なんと!トカゲがまた出てきてビックリ。笑

2回目です!じっとしていたので、最初と色も違いブルーだったので記念に撮影しました。笑

画像12

神社やお寺でヘビやトカゲを見ると、瑞兆だと知りました。知らずに2回目のトカゲになぜか、ありがとうと言っていた私です。笑

今日もありがとうございます😊

いいなと思ったら応援しよう!