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令和4年4月5日の昼飯

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本日、食したカップラーメンはこちら!

イトメン
正統派中華スープとラー油が活きた!
「海鮮五目中華そば」

だぁぁぁぁぁぁ!

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早速! いただきます!
うん、おいしい!

実は、ワタクシ、このラーメン好物なんです。
イトメンのチャンポンよりも、こちらの五目海鮮の方が数倍スキ!
ただ、残念なことに、量が少ないんです。
二個食べても、なんか物足りない……
でも、三個はさすがにまずいでしょ……
まぁ、確かに、二個と三個の違いなんて大したことないのかもしれませんが……

イヤイヤ!
いかに格安ランチを食するかを目指しているワタクシとして、三個はすでに高級品!
やっぱり、二個が限界だよな……財布てきに!

ということで、今日は「財布」つながりのお話を!

俺はハーレムを、ビシっ!……道具屋にならせていただきます【カク10+なろう35合計45万PV】ほのぼのスローライフを想像したあなた残念!コレは親を殺された少年と悲劇のヒロインたちの復讐物語…だと思う。

 頭を垂れるエメラルダに対してミーキアンは目を落す。

「お前たちのためではない。ミーアのためだ」

 まるで本心を隠すかのように目を逸らした。
 だが、またそれも真実。
 現状、ミーアを魔人世界に戻す方法が分からぬ以上、聖人世界で身を潜ませておかねばならない。

「ミーア一人では、何かと不自由だろう」

 ミーアは今、権蔵の家に人目を忍んでかくまわれている。
 だが、当の権蔵も小門の中の整備にかかりきり。
 今や小門の中は逃げ込んできたスラムの住人や万命寺の僧たちで溢れかえっているのである。
 そんな人たちが少しでも快適に過ごせるようにと、いろいろと設備を作らざるえないのだ。
 そんな権蔵は、自分の家に帰ることもままならない。
 そのため、ミーアの世話をタカトとビン子に頼んでいたのである。
 だがしかし、当の二人は魔の融合国に来て今や奴隷女たちに囲まれながら痴話げんかをしている最中。
 既にミーアのことなど頭にない様子。
 はあ……ミーアの世話は一体誰がしているというのだろうか。
 そう考えると、少々ミーアが不憫に思えてくる。

「人間であるリンがミーアの側いれば何かと便利だろう」

 たしかに、神民魔人であるミーアは自由に外を出歩く事はできない。
 いかに権蔵の家にかくまわれているとはいえ、日がな一日、家の中でじっとしていてはまいってしまう。
 そんなミーアのそばにリンがいれば話し相手にもなろうし、買い出しも頼めるというもの。

 まあ実はミーキアンの心配をよそに、この時のミーアは全く暇ではなかった。
 飯すら食うことを忘れるほど熱中していたのだ。
 なにせ、権蔵の家には人間世界の文化が溢れていた。

 ビン子の部屋に入っては恋愛小説を一心不乱に読み漁る。

「なになに……オスに食事を誘われたときには、財布を決して出してはいけないのか……」
 本を持つ手が震える。

「おぉぉぉ! テーブルにつくときにはオスが椅子を引いてくれるまで、ひたすら立って待つモノなのか!」
 ……なんか違うような気がする……

 そして、タカトの部屋では、ベッドの下にあるムフフな本を引っ張り出して、ポーズの練習に明け暮れていた。

「なるほど! オスが喜ぶポーズとは、こういうものか!」
 タカトのベッドの上でうつぶせるミーアの背中が反り返る。

「なになに……決め台詞は、『タワシを召し上がれ♥』か!」
 ひとさし指を唇につけながら、上目遣いでウィンク一つ。
 一体、何の練習ですか……ミーアさん……
 というか、タカトのムフフな本、まだ、ビン子に捨てられてなかったんだ。
 良かったね。タカト君!


 第513話 一人ぼっちのミーア より

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