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【ハロプロ楽曲エッセイ集】企画ページのご紹介〈Part1〉

・はじめに

 ハロプロ楽曲エッセイ集同人誌『いちいち言わないだけだよ。』の予告に対し、わたしたちの想像を超えるあたたかい反応を頂いたこと、とてもうれしく思います!

 今回は「ハロプロ楽曲と共に生きる」をテーマに制作した企画ページの概要について、編集中の紙面をチラ見せしつつご紹介しようと思います。(ネタバレ見たくない方は読み飛ばしてください、、)

 「ハロプロ曲と人生の交錯点」を綴るエッセイ集の付録として、膨大&バラエティ豊かなハロプロ曲をもっと知り、楽しむための実践的な企画を載せたいなと考えました。

 前回記事で書いたように、ハロプロの楽曲群は“たくさんの人生のデータベース”みたいだな~と思っています。ならば、“シチュエーション別・楽曲目録”みたいなものがあれば、便利だし面白くないですか?!

 目録とまでは言わずとも、「人生の一場面」という取っ掛かりでハロプロ楽曲を集めてみると、曲を身近に感じることができる気がする!最近ハロプロを好きになった方、ハロプロをよく知らない方にとっても、自分の人生と絡めて、多彩な楽曲たちを知るきっかけになれば良いな!と考えたのが、今回ご紹介する二つの企画です。

 辛い気持ちを慰めたり、やる気を引き出したり、毎日をちょっと彩る手助けとなる曲を、人生の具体的なシーンに照らしてご紹介します。


① 朝から夜までシチュエーション別・プレイリスト集「HELLO!DISCOTHEQUE」


 一日の中でも、朝から夜まで、場面によって必要な音楽は全然違う。そしてハロプロにはあらゆるシチュエーションにマッチする曲がある。
 その日の予定や気分に合わせて服や香水を変えるように、プレイリストもコーディネートしたら人生をもっと楽しめるのでは?

この企画では、その一例としてのプレイリスト集を作りました。

 企画メンバーが「こんなときにハロプロ曲を聴いている」という実体験をもとに、朝の目覚まし、ツラい飲み会の後……など6つのシーンをチョイス。それぞれの場面で聴きたい候補曲を計100曲ほど挙げた上で、これぞという7曲を選びました。

ここで、その一部をお見せしちゃいます!

告知プレイリスト真_アートボード 1


 この企画には、「架空の主人公(25歳/女性/仕事を頑張る!/子どもの頃の夢はモーニング娘。)が作ったプレイリスト集」という裏設定があるので、ファッション雑誌の着回しコーデ風コメントも添えてみました。
 生きていると、踊りだしたいくらい楽しい時間もあれば、辛くてぐっと涙をのむ局面もあります。そんなとき、どのハロプロ曲が彼女を支えているのか?主人公の解説付きでお届けします。

 同じプレイリストを作って日常生活に活用したり、自分流のリストを考えてみたり。様々な楽しみ方をしていただければと思います。


② ハロプロ失恋曲・フローチャート診断

「失恋なしでは生きてゆけない」


 ポップ・ミュージック、とくにアイドル曲と言えば、“恋愛ソング”は超鉄板・名曲の宝庫ですよね。もちろん、ハロプロも例外ではありません。

 その中でも「失恋」にフォーカスしたのがこちらの企画です。

 ハロー!プロジェクトは、びっくりするほどバリエーション豊かな「失恋」を歌っています。数あるハロプロ失恋曲の中から、失恋した日に駆け込みで聞くべきハロプロ曲を知りたい!それぞれの失恋シチュエーションに合った曲を検索できるツールが欲しい!そんな願望からこの企画は始まりました。

 手始めに古今のハロプロ楽曲を総ざらいしたところ、なんと150曲以上の“失恋ソング”が存在することが判明しました。ハロプロ曲主人公、恋に破れすぎでは?

 それらの歌詞を、失恋の理由や、曲の主人公の感情、相手との関係性などの切り口で分析し、それぞれの失恋シチュエーションに近しい一曲を導き出せるフローチャートを作っちゃいました。

 実際に見て頂いた方がわかりやすいと思うので、完成したフローチャートの一部もお見せします!

告知フロー右一部ぼかし

※完全版の紙面は、フローチャート・診断結果ともに見開きページとなります。

 このチャートの活用方法も無限大です。
 まさに今直面している失恋にぴったりの曲を探すだけでなく、過去の傷心を振り返るのも、「想像上の失恋」を思い描いて、楽曲を発掘するために使うのも面白いかもしれません。フローチャートを進んでみたら、果たしてどの曲にたどり着くのでしょうか?

 さまざまな”恋”が終わった後、自分の中に残るものは、人によって、またその“恋”がどんなものだったかによってまちまちでしょう。それでも、「失恋」が人生の一大イベントであることは確かなのではないかと思います。

 ”恋”の終わりは悲しいけれど、「失恋」してもハロプロ曲があるから大丈夫!「失恋」があるから今の自分があるし、むしろ「失恋なしでは生きてゆけない」!そう思うこともできるような。そんな企画タイトルです。

・おわりに

 さて、今回は二つの企画をご紹介しました。どちらも愛&手間が詰まった力作です!編集中は大量のハロ曲を聴きまくり、ハロプロ曲が描く人間模様って、なんて個人的かつ普遍的で色褪せないんだろう……と感じました。

 そんな感傷もあり、これらの紙面には、20年以上前の曲から最新曲、シングル曲からレア・トラックまで、できるだけ幅広いハロプロ楽曲を散りばめてみました。

 この企画を通じて、知らない曲、懐かしい曲との出会いがあれば良いなと思っています。また、何度も聴き込んだ曲も、「こんな解釈があるのか」と新たな視点で聴き直すことができるかもしれません。それも一つの「出会い」と言えるでしょう。
 みなさんがハロプロ楽曲と「出会って」頂ければ、ハロプロの音楽を人生に携えるための“しおり”となれば、とても嬉しいです。

 今後も、このnoteマガジンで、他の企画やエッセイなどをご紹介していく予定です。引き続きチェックしてくださいね!

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