ジョジョランズ1巻感想
ジョジョの漫画は7部の途中までと岸辺露伴しか読んでないです。レンタルで読んで気に入った所を買うような感じです。
思えば単行本で買ったのはこれが初めてでした。
紙で持っている三部と六部の最後は文庫本、たまたま見つけたジャンプサイズのがあるくらいなので。
あとはカラーが気になってデジタル版で少し買ったりしました。
ジャンプサイズは迫力があって良かったです。
カラー版は頑張ってはいるのですがアプリゲーム版に比べると色数が少ないです、全部あのクオリティだとまた違った印象を受けると思います。
荒木先生の絵は絵柄としては昔の方が好きなのですが、今の方が上手に描いていると思います。
部を追うごとに緻密で状況が上手く飲み込めないようにはなってくるのですが、何度も読み返している内にわかってくるかなという感じです。アニメはともかく漫画の方は一回読んだだけじゃよくわからないです。でも数回読めばわかると思いますよ。
7部を途中でやめたのも早く読んで返さないといけないレンタルでは理解が追いつかなかったからだったと思います。世界観を一新したのでパラレルワールドのジョジョとして楽しむのかなと思います。
とはいえ、人気のあるキャラクターは一部設定を変えて再登場するのでそこまで別の世界、別の漫画という感じはないです。あくまで順番に読むのが正しいです。
8部は主人公の設定や外見に魅力を感じなかったので読んでいなかったのですが、9部の主人公ジョディオ・ジョースターは見た目が良かったので買ってみました。名前がズルいですね。ジョジョでもあり、ディオでもあるのかとか余計な想像が膨らみます。内容も相当にジョジョしてまして。お巡りさんと揉めるのはもはやお約束ですな。
お金持ちに成り上がる為に頑張ろうと言うのはどこかギャングスターを目指すジョルノと重なる所があると思います。今のところヤクを売り捌いたり豪邸の宝石を盗みに入ったりと使い走りみたいな感じです。1巻だけではこれから主人公が何に感銘を受けて成長していくのかと言うのはよくわからないので続きに期待します。
その豪邸に住んでいたのは岸辺露伴で、巡回後の世界でもそのままの外見・能力・職業をしていたので嬉しいやらびっくりやらです。
思うに6部の最後でプッチ神父が時を加速させるスタンド「メイドインヘブン」を発現しそれまでの世界を無いことにしようとするのですが、その中でも岸辺露伴だけが締め切りまでに原稿を上げてくるという設定があり(あくまで台詞だけの登場ですが)一巡後の世界でも岸辺露伴はその人だったのかなと思います。他にも実写版の人気や六部アニメにあやかって再登場したのかもと思います。何はともあれファンの間でも諦めムードだった元の世界の人物の再登場は喜ばしいです。
単行本1巻は主人公たちが盗みに入ってトラブルに巻き込まれる所で終わってしまうので続きが気になりました。
主人公の兄はいわゆるトランスジェンダーの人なのかなと思いました。兄だけど女性。
ジョディオのスタンド「ノーヴェンバーレイン」の能力はまだ断片的ですがウェザーリポートのように天候を操るスタンドのように思いました。しかし外見的には主人公タイプというより花京院のハイエロファントに似ています。
スタンドの設定が一部変わったようで、スタンド使いにしか見えないのではなく、見ようとしない者には見えないということにされていました。
いささか夢のある設定に変わったってことかな。
矢に打たれないとなれないのは困りますからな。
昔はお前のような冒険者だったのだが、膝に矢を受けてしまってな。
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