ターミネーター「俺はサイボーグだ」←違う

いやー
そんなこと言われてもですよ
SFの設定が散々出尽くされた今の基準で当時の映画を見てはいけませんな
そこはご愛嬌や

ちなみにサイボーグとロボット、アンドロイドの違いについて私見を述べると
サイボーグ…機械化した人間または生物。人工物で身体機能を補うという意味に当て嵌めれば眼鏡や銀歯を付けた人間も広義ではサイボーグとなる。有名なキャラクターではダースヴェイダー(スターウォーズ)や、メスゴリラ(攻殻機動隊)、ロボコップがこれに当たる。

ロボット…先の3つの言葉の中では最も簡単なようでいてあまりに一般化された名詞であり定義を述べるのが恐ろしく難しい。自動車や飛行機はロボットかと言われれば多くの人は違うと言うだろうが、ガンダムはロボット(アニメ)か?と言われれば多くの人がそうだと言うだろう。この差はどこから生ずるのか?人型に近いからか?それも違う、産業用のロボットやルンバは人間とはほど遠い外見だ。結局、現代の技術で実現可能か、未来的か、先進的かという点でしかロボットと機械を明確に区別できそうにないのである。パソコンはロボットではないが、自動化されたソフトウェアはロボットと言える(現実にはプログラムなのだが)。結局、部分的でも人間の動作を再現または増幅でき得る機械または機能、と言うことにしておこう。それが自律なのか人が操作するのかは今は置いておく。自分の意思が無さそうな人間を比喩でロボットのようだと言うこともあるが、これは傀儡や操り人形と言うのが相応しいと思う。有名なキャラクター…あなたが最初に思いついた物

アンドロイド…iPhoneじゃない方…ではなく、自分の意思で動くように見える機械人形ぽい。ロボット程ではないにしろまあ適当な言葉に思えてきた。機械人形ってことにしないと、神話のゴーレム(自分の意思で動く泥人形)はアンドロイドでええんやな?ピノキオもアンドロイドでええか?ってなってくる。やめて僕をいぢめないで!!有名なキャラクターだと、M11(ゴジラvsキングギドラ)が出てきますな。有名?とか思うんじゃない、全俺が最高のゴジラ映画と認めておる。最高のゴジラ映画が有名でないわけがない。

とまあ、簡単に済ませようとしてややこしくなってきましたな。いつもの俺や。

ターミネーターをすこれてきな投稿がしたかった筈なんです。

ターミネーター。
未来で起こった人類と機械の戦争を終わらせる為に現代に送られた暗殺用ロボットと人間である兵士の戦いを描いた映画ですな。

リンダハミルトン演ずるサラコナーが可愛く思えてきたらあなたも立派なターミネーターオタクです。
(レイア姫が可愛く見えてきたらスターウォーズマニアみたいなクソ持論である)
役者ってのは整った顔じゃなくて特徴のある顔が好かれるんだぞ。間違えたらあかん。

1は言わずもがな名作ですな。
B級映画(とはいえ邦画ではまず無理な予算なんだが)でありながら、未来から見れば戦争の終結、現代から見れば戦争の始まりという二面性のある筋書きと緻密なメカ描写が受けてその後のシリーズに繋がっていくのであった。
とはいえ先にも述べたように、未来戦争の最後の戦いが現代で行われるという文言が映画の始まりにハッキリと言及されているので、どんなに面白い作品を作ったとしても蛇足という見方もある。

2はこう…
どんな悪役でも出番が増えればどっかで可愛くなるもんなんですわ。諦めろ。それがシリーズものの性や。結局全ての悪は偏見や。
後は改めて俺が何か言うことは無い作品です。
ワシは弱いものの味方をするのが好きなんでな。次からが本題や。

3はえーと
ターミネーちゃんですな。
公開当時は駄作、と言う評価だった気がするんだけどこれ結構どうなんだって思うのが、興行収入的にはかなり健闘してるんよね…
インターネッツもまあそれなりにあった時代なので、期待して裏切られた人がたくさん居たってよりかは前二作ほどではないにしろ人を引きつける魅力があったんではないかと思う。
とにかく設定が面白いんですわこの映画。
対ターミネーター型ターミネーターという設定も良いし(T-Xがワンオフでないのなら、未来で人類に鹵獲されリプログラミングされたターミネーターが相当いるのではというワクワク感)、未来で自身を殺害したターミネーターと行動を共にするというストックホルムな状況も楽しい。審判の日が来ないと(思い込み)生きる目的を失い自堕落な生活を送るジョンと婚約者を殺されて途方に暮れていたケイトが戦いの中で成長していくのも良い。謎に包まれていた機械軍〈スカイネット〉の成立ちや、T-1という最初のターミネーターが出てくるのも良い。アクション面では2の焼き直し感があるシーンも多いのだけど、それを差し引いても面白い映画であることには違いないと思う。

4は、今まで部分的だった核戦争後の世界の話が展開されます。しかし、主人公はあくまで現代の人間である為、観客はこちらに感情移入して楽しむ映画となっています。なんでいきなり死刑になってるんだこの人とか、なんかそんな悪い人に見えへんのやけどとか、くだらんこと考えたらあかん。見えんもんは見えんわけで。だからさっき言ったでしょーが、全ての悪は偏見や!(陰謀論ならぬ横暴論である
死刑なのに話が続くのどゆことなのって
言ってしまうとスカイネットの反転攻勢なわけです。人間がターミネーターを味方に付けるのなら、スカイネットは人間を機械にしてやり返そうってことなんですわ。でもそこはやっぱり今一歩のところでスカイネットの負けになるわけなんですけど。
まあ面白いとは思うんだけど何回か続ける感じで終わったなっていう映画です。
この映画のテーマとしてあるのが、人とマシーンの違いは何か?人の生きる理由は何か?という問いかけです。個人的には、目的を持って生まれるのがマシーンで、限られた人生の期間で生きる理由を自分なりに見出そうとするのが人間じゃないかと思います。生きる理由なんてのは後付けです。意味なんてのはありません。テキトーです。強引です。無理矢理です。でも、そうする他ないです。
そんで、やり直し取り返しはいくらでも利くものなので、結局は今までたまたま上手く行った手法に固執しないことが大事なのではないかなと思うわけです。変化こそ不変であるというモットーがあってだな(略

5はっていうか
この作品からナンバリングが消失するのだけど、
(そもそも原題は4の時点で4じゃない、原題はターミネーター:サルベーション=救済ですよ)
便宜上ワシは5と呼ぶことにしてる。
ジェニシスいうのが本来の題名です。でも僕は5って言います、めんどくさいので。
5はなんかこう、色んなことに挑戦した作品ではあるのかなと思います。いわゆるリブート的な立ち位置だったんじゃないかしら。これも先の4と一緒でもうちょっと続きの話みたいなのを考えてたのかも知れませんな。無いんだが。
これはカイルリース(未来兵士)死んじゃイヤンな作品ではあるのですが、この作品を皮切りにジョンコナーは話の最初で殺す展開が続きます。ジョンコナー好き冬の時代到来である。(春?まだ来てませんが…)
4の頃は州知事だったので、シュワちゃんカムバックな作品です。でも、ターミネーターを演じるには歳を取りすぎちゃったなあ、どうしよう?せや!ターミネーターにも歳を取らせたろ!ってことで収まってます。これがなかなかやっぱり面白くて、パワーセルの寿命は120年って3で言ってたけど、いや電源問題をクリアしてもハードはやっぱ別問題やったわ!みたいな感じで、メカと言えどガタがきてるわけなんですな。それでもやるときゃやるのがT-800なのである。この作品でのターミネーターはどういうわけか1の主人公(サラコナー)の育ての親で、学習機能の蓄積により外見だけでなく内面的にも人間そのものになりつつある。2では拙かったジョークやスマイルもお手のもの。ウッウッ あたしゃターミネーターちゃんがこんな立派になったなんて嬉しいような寂しいような…でも、お嫁さんはまだなのかい?母さん孫を見ないことには安心して死ねないよ…みたいな映画だ。(重症)
孫はともかく嫁は6でこさえとるぞよ。
シュワの話はこの辺にしといて、この作品の特徴は敵がパワーインフレを起こしてることにある。
その名もT-3000!!!(2000どこ行ったんだよ…)
現実のテクノロジーの進歩に合わせて、あんなこといいな♪できたらいいな♪が途方もないレベルになったんだな。
ちなみにわしの妄想によるテクノロジーの行き着く末は現実とバーチャルの垣根が無くなる時代やった。好きな時に生きて好きな時に死ぬ、飽きたらやめてまた後でやるとか言う夢の世界やってん。殺し合いさえスポーツだった。本人のやりたいようにやるのが是で、自分に嘘をつくことが最も重い罪とされる。そんな時代を夢に見ました。なんだ夢か。
こんな与太話はどうでもええな。
えーとこのT-3000のすごいところは、人間の声帯をコピーするのがT-800で出来ました。T-1000では外見もコピーできます。でも頭は(本物に寄せることが出来ないという制約の意味で)カラッポです。ターミネーターさんの想像の範囲でしか人間偽装が出来てなかった。で、3000はというと
記憶や能力までコピーしちゃうんですな(うわあ困るなどうしよう)
人間社会への侵入とかそんな言葉さえ生温い次元に達してしまったわけですな。
で、なんかこう体がナノだか分子だから粒子だかの次元まで細かくできる。うーん歩くコンピュータやな。これエロいことに使ったら結構楽しそうやね?
まあそんなわけで最強のターミネーターがどんなものかって感じに楽しむのがいいですね。
ハァンサービスでターミネーター1のT-800と、T-1000が出てくるのも良かった。出番はそんなに多くないけど。CGシュワちゃんのリアルさは4とはケタ違いなので見比べてみると良いかも知れません。

6(ニューフェイト)は、まだあんまり見てないのよね。携帯をポテチの袋に入れると捕捉されないんだとか。ホンマかいな…
これはリンダハミルトン演ずるサラコナーカムバックな映画です。ジョンコナーは死ぬ。少年時代で若くして死ぬ。洋画で子供は死なないと思ってたんだけど、そうじゃないこともあるよってことで。
しかしターミネーター2の頃に近いジョンコナー始めとするキャラクターを当時最新の技術でスクリーンに蘇らせる試みはかなりそれっぽくなっていて、CG技術もここまで来たのかと思わされました。CGの発展と共に歴史を重ねたシリーズと言っても過言ではないので、そう言った面で見てみるのも良いのではないかと思います。T2の頃はまだ割と作り物のシーンがあったりはするのよね。それが段々とCGだけでもこなせるようになってきてる感じです。

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