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偏頭痛の話

今日も起きれました。

今日はお休み、ということで幸せな二度寝をしました。
フワフワのお布団にくるまりながら、アラームを鳴らすことなく眠ることが幸せなとき。まどろみながら起きてるんだか寝てるんだか分からない時って、ものすごく幸福な気がします。

さて、そんな幸せをぶち破っていくのが頭痛です。
ここにも何回か書いていますが、私は割と重度の頭痛持ちです。
最近は鎮痛剤を飲んでも治らないことの方が増えてきました。

頭痛との付き合いは小学生の時からです。
何度も頭の割れそうな頭痛で保健室に通っていました。
頭が痛いだけなら良いんですよ。
頭痛に伴って、光がだめ、音がだめ、匂いがだめ、うごけなくて気持ちが悪い、なんてことになってきます。そしたらもう何も手がつきません。

そして私がそれを初めて見たのは小学五年生のときでした。
家で休日を過ごしていた私の目が急に見えなくなりました。
見えなくなった、と言うと語弊があるかもしれませんが、ピントが合わなくなり、今まで見えた景色が急に欠け始めたんです。
グラッと揺れる景色、どれだけ目をこらしても欠けた景色は三角形のような光を帯びながら私の景色を奪っていきました。
私は洗面所の前の鏡まで言って、自分の目をグッと近づけていました。
何が変なんだって。変な傷でも付いたのかって。でも何もなかった。

死ぬんだって思いました。

まだ小学生なのに死ぬんだって。

で、視界は10分くらいで治りましたが、その後は酷い頭痛で寝込んだのを覚えています。

成長した私はあれを『閃輝暗転』と呼ぶのだと知りました。
原因は不明。治療法もなし。
強いて言うならちょうど良いタイミングで鎮痛剤を飲むことくらい。
(私は視界がクリアになった瞬間に飲むと痛みが引きやすいです)
ストレス等々で力が抜けたときなんかになりやすいらしいです。
私はもうこいつと10年以上の付き合いをしています。

今は随分と有名になり、「あぁ、これは閃輝暗転ってものなんだな」と調べれば分かるのですが、小学生の時は本当に怖かったです。本当に死ぬんだと思いました。

ちなみに閃輝暗転がある人間は低容量ピル飲んじゃ駄目だそうです。
飲んで死にかけた話も今度書きますね。

皆さんも頭痛には気をつけて。

それではおやすみなさい

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