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『紗央里ちゃんの家』の話

今日も起きれました。

まぁそろそろだろうなぁと思っていたら、案の定リセットが入ったので、今日はめちゃくちゃ体調悪いです。
仕事はきちんと行きましたが……。
ええ、こんなナリでもきちんと社会人なので……。

さて、今日は先日読んだ本が衝撃的だったので、その話をしようと思います。

その本は矢部嵩さんの『紗央里ちゃんの家』という本です。

まず第一に私はホラーやゴア系の小説がかなり好きです。
グロへの耐性もありますので、大抵は堪えられます。
し、人生でこのレーベルしか読めないならどこにするかと聞かれれば、間違いなく『角川ホラー文庫』と答えるだろうってくらいには好きです。

で、今回もAmazonKindleで無料だったこちらの本。

なんかもの凄く気持ち悪かったです。

あらすじとしては『叔母夫婦の家に来た小五の主人公が、家全体がおかしいことに気がつき家の中を探索する。死んだと聞かされた祖母、行方不明の従兄弟の紗央里ちゃん、どこか様子がおかしい叔父と叔母……』という感じなんですが、ネタバレしない程度にいうと主人公も含め全員なんかおかしいので、私は何を読んでいるのだろうと目の前がクラクラしてきます。
何が変、といわれれば具体的にはいえない気色の悪さ。
文章の歪みももの凄くて、読み返したくても読み返したくない歪さ。
早く読み終わりたくて一気に読みましたが、読んでるときから目眩がヤバかったです。
でもなんでしょうね。
読み終わると不思議な開放感があるんですよね……。
不思議だ……。あの瞬間まではもう読まないと思っていたのに……。

もう読まないぞ、と思ったんですが、不思議な中毒性があり、『魔女の子供はやってこない』も読むことにしました。

ちなみに『気持ち悪い』は褒め言葉として使っているつもりですが、語感は良くないので不快に思われたらもうしわけありません。
ただ本当に不思議な魅力のある本なので、是非ご興味のある方はチャレンジして頂きたいと思います。

そんな感じです
それではおやすみなさい

トーマのブラックボックス




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