ポジションスイッチ

こんにちは。Penny係長です。

今回は、ポジションスイッチについて、記事を書きたいと思います。
前回まで、採用を上手く進める方法について記事を書きましたが、そもそもどの分野に就職又は、転職をするのかについて、アプローチをしたいと思います。

ポジションスイッチ

ポジションスイッチとは、簡単に説明をしますとご自身がどの仕事に向いているのか、自己分析が出来ているかと言うことです。

例を挙げて説明いたします。
新卒者の場合は『学生時代、接客のアルバイトをずっとしてきたので、接客業を中心に就職活動をしています。』や、転職者の場合は『今まで営業職をしてきたので、御社でも営業職に就きたいと思います。』といった具合です。

皆様にも身に覚えが無いですか?
私は、事実ありました。
自分には接客業しか出来ないと自分自身で枠を狭めていたのです。

ここで必要なのが、『ポジションスイッチ』です。

自分自身の向いている仕事が、『本当に営業職なの?接客業なの?』と疑問に思うことから始めてみましょう。

客観的にご自身の性格や、行動、はたまた普段考えている事は何かまで、極限に突き詰めて行ってください。
そうすると見えてくる事があります。

私の例でお話しいたします。
私自身転職組で今の会社に入り、今は人事部というところで従業員の管理をしております。学生から社会人になる時は、人と喋るのが得意だからというだけで接客業が向いていると思い、ある企業の販売員になりました。
やりがいも感じておりましたし、同僚や部下にも恵まれ、日々努力をしておりました。ただし、労働条件は厳しく家族を守るため、転職を決意し活動し始める訳ですが、ここで陥りやすい事が、私にもやってきました。
上記にも書いた『接客業しかできない』という自分自身で固定概念を作ってしまったことです。
私の場合は、たまたま『営業もできるんじゃないの?』とアドバイスをくれる方がいたため、接客業だけでなく、営業職という新しいポジションスイッチが出来ました。
面接をしていても、『何故、営業職を選んだんですか?』と質問をすると、御多分に洩れず『営業職をずっとしてきたので、営業が向いていると思ったからです。』と返答があります。

自分自身で、枠を狭めてしまうと本当にしたい仕事につく事が出来ず、また転職を繰り返す事になります。数社転職をしている方を見ると大体同じ職種で転職をし、転々としているケースが大半です。

実は、営業に向いていないのかもしれません。
その確認のためにも、自己分析をしっかりとして、得意な事、不得意な事、趣味や癖、あらゆる側面から何が自分にとって苦にならず続けられるのかを考えて見てください。

案外、新しい自分を見つける事が出来るかもしれません。

因みに、私が営業に向いていると感じた部分は、接客業という仕事で、小学生から会社の社長まであらゆる年代、性別の方が来店され、毎日何千人と話をしておりました。その結果、大体の人が何を求めているのか、欲しているのかが何となくわかるようになったのです。
営業では、お客様のニーズをつかむ事が第一優先、次に会社のソルーションにどう結びつけて行くのかが営業に問われます。前職の経験が、ここで活きてきたわけです。
その他にも、小さい頃からの趣味で、友達を待っているときなど、人間ウォッチが趣味でした。

言っておきますが、変態ではないですよ!笑

この人は体調悪いなとか、彼女と喧嘩して機嫌悪いなとか、目の前を通った人をあらゆるイメージで判別して遊んでいたのです。
間違っている事も多かったと思いますが、その結果、人を見る意識が小さい頃から当たり前に備わっていた事が今では私の強みです。

当時の配属先は、トラブルだらけでその対応に追われる社員ばかりでした。私もいきなり40件の物件を渡され、なんとその内39件がトラブル案件。しかも先輩が招いたトラブルを部下の私が対応するというお客様からすると喧嘩を売っているのかと言われても仕方がない状態でした。しかし、ここを乗り切れるかで私の真価が問われると思い、努力した結果、1年後には全てのトラブルが解消し、また新しい仕事をご紹介頂けるまでになりました。

これらは全て、お客様をよく観察する事、従業員の行動を観察する事、それしかしていません。
小さい頃からの人間ウォッチが役に立ったのです。

その結果から、本社にも認めて頂き最も人を観察しなくてはいけない人事部に配属となりました。今では、天職だと思っています。

初めは接客しか出来ないと思っていた固定概念を取っ払う事で、過去には想像もしていなかった人事の仕事を天職と思っているので、中々面白いなと自分自身でも思います。

皆様の中にも、自分はこれしか出来ないからとか、これが好きだからとか、固定概念を持っている方が多いと思います。
一度立ち止まって、客観的に自分自身に問いかけてください。

『その仕事、本当にすきですか?』と。

長い間、お付き合い頂きありがとうございます。
少しでも、皆様のお役に立てたのであれば、幸いです。

役に立ったと思った方は、是非とも♡又は、コメントなど頂けますと嬉しいです。

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