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教えてぺんこ先生!【第2回】学校はなんで行かなきゃならないの?

こんばんは。

不登校。

高校中退。

通信制サポート校経験。

がある現役小学校教員のぺんこといいます。

自分の経験と、働き始めてからの色々な経験から、「フリースクール」を作りたいと思ってたりします。

さて、教えてぺんこ先生!【第2回】です。

まさにみんなが聞きたいと思ってるテーマにズバッと切り込んでみます。

「学校はなんで行かなきゃいけないの?」

これ、何を隠そう、私が子どもの頃、思ってたことなんです。

それがピークになったのは中学生の時。

女子の人間関係。部活の顧問で担任と合わなくて、でも親に迷惑かけたくなくて「学校に行きたくない」と言えずに毎日通っていました。

中2にもなると、ストレスでお腹の調子も悪く、定期テストはお腹を抑えて受けていたため、上位をキープしていた成績は下がっていく一方でした。

「なんで毎日学校に行かなきゃならないの?義務教育?そんなの周りの大人が勝手に決めつけたことじゃん!」と誰にも言えない思いを抱えていました。

感情抜きでなんで学校に行かなきゃならないの?

と考えた時、

・社会に出た時通用する一般教養や基礎学力を身につける

・社会で出た時に必要な集団でのコミュニケーションや関わり方を身につける

ってことだと思うんですね。

思うんですね、と言うのは、学校に対しての考え方は個人によって考え方や思いが違うからです。

上記二つを「生きる力」なんて言ったりしますが、そもそも生きる力ってなんなんでしょう?

あなたにとっての生きる力はなんだと思いますか?

そして、あなたはなぜ、学校に行かねばならないと思っているのでしょうか。

良かったらちょっと考えて見てください。

そして、出てきた答えは、誰のものでもない「あなたの考え方」なんです。

話を戻します。

この「一般教養や基礎学力」「集団でのコミュニケーションや関わり方」というのは、正直いうと就職の時に多くの企業が大事にしている面です。

私は高校を中退していますが、「一般教養」や「基礎学力」については、大学生なってもコンプレックスがありました。

一般教養において、みんなが分かっているべきことを分かっていない、というのは少なからずあって、不登校になった自分を認めたくなくて、そういう場面に直面する度に酷く自分を責めて、落ち込んでいました。(今となってはそれは、意味のないことだと分かるのですが(--;))


さて、ここで考えて欲しいのですが、この、「一般教養」「基礎学力」「集団でのコミュニケーションや関わり方」というのは、学べるのは学校だけでしょうか。

確かに、学校はそれらを「効率よく学べる場所」ではあるのです。

「効率よく学べる場所」ではあるけれど、それがあなたに合っているのかというと、必ずしもそうではない場合もあります。

人間ひとりひとりが違うように、学ぶ場所も環境も、自分で求めたり、選んだりしていって良いものだと私は思っています。

「学校にいくのが当たり前」という考えに疑問をもったら、そして、学校という場所が辛くてしんどいならば、そういう考えもあって良いと思うのです。

基礎学力や一般教養について言うなら塾でも学べるし、本や新聞からも学べますね。

コミュニケーションについてはボランティアやアルバイトでも学べる。

大切なのは、「自分から学びたい」と思うことと、やはり行動力です。

でも、そこまでの心の力と体力が今はないぞ…という場合は、自分の心に従って、好きなことをいっぱいして欲しいです。1週間でも、1ヶ月でも、自分の心に従って、自分に優しい生活を心がけると、自分が満たされて余裕が出てきます。

その時に、自分はどうしたいのか、何を学びたいのか、改めて考えてほしいです。


私は、あくまでも学校を否定する訳ではなくて、教師としての立場から言うなら、「来てくれたら楽しさやワクワクを提供するよ、がっかりさせないよ!」というスタンスで働いています。

学校の先生も人間なので、色んな人がいるのが事実です。

だから、合う合わないもあるのは当然です。

合わない人は、学校でも、社会人になっても、必ずいます。

でも、そこを距離をとったり、自分の心に従ったり、自分のご機嫌を自分で取る事で、上手く生きていく事が、できます。

でも、大人になった時そういうスキルを身につけていれば良いので、今は、たくさん悩んで良いと思います。

自分の価値や居場所だけでなく、生き方は自分で決められます。

心と体のチカラが戻ってきたら、ぜひ、あなたの考えをたくさんの人に話してみてほしいのです。

良かったら私にも(^^)

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