掃除とはファッションである
人が暮らしていれば、その環境は汚れる
では、その汚れはどのタイミングでどれだけきれいにされるべきなんだろうか
小学校の頃は毎日給食の後、
机を移動させて
ホウキでゴミをはき
雑巾で床を拭く
という一連の作業を行うことが、掃除であり
それ以外にチャンバラをやろうと、足で雑巾を扱おうと
それ自体は掃除の一環として認識されていた。
そのおかげか、ケシカスなどの小規模なゴミは床に捨てられてもある程度許容されていた。
しかし、今は独り暮らし
家具を移動させて
掃除機をかけて
雑巾もかける
なんてことは引っ越しでない限りしない。
でも毎日髪は抜けるし、衣類の摩耗により埃も出る。
一方、1日でたまるゴミの量は少なすぎる
したがって1日毎に気付くことのできるゴミの量も少ない
月一回程度掃除をかけるがその時には、いつの間にか掃除をしている
という実感が湧くくらいには掃除機のフィルターにゴミがたまる
風通しが良い部屋であれば、部屋は埃の通過点でしかなく
掃除しなくてもある程度の均衡を保って部屋のゴミの量は増加をやめる
長期間キャンプでも想像してみればなおさらそれに気付くだろう
やりたい人はやるし、やらない人はやらない
他人に任せる人もいれば、やり方を享受する人だっている
基本的な道具は決まっているが、多様な派生系が存在する
季節によって変化する
小学生の頃は競技であった掃除は、今となってはファッションか何かのようだ
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