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これがあったらヤバイ求人広告からブラック企業と判断するポイント


誰でも会社勤めをされた方なら、会社のルールが変なんだよな・・・と感じることがあると思います。

転職経験がある方であれば、前の会社と比べて違いが判るのですが、新卒入社した場合って判断基準がないので洗脳されて劣悪な環境だったと気付くのに時間がかかってしまうんですよね。

間違えてブラック企業に入社してしまうと転職するにしても十分な時間がないですし、退職の手続きも手間なので大変なことだらけです。

今回は人材派遣会社(ブラック企業)で副支店長として採用業務を担当していた私が求人広告からブラック企業と判断するためのポイントを紹介していきたいと思います。

ブラック企業を見分けるポイント


就職活動や転職活動において入社前にブラック企業と判断することが重要です。
入社してからのスピード退職ほど職歴が汚れてしまいつらいものはありません。

何よりあなたの大切な時間の無駄となります。

では具体的なブラック企業と判断するためのポイントを抑えていきましょう。

常に求人が出ている企業


基本的に求職者は金銭的に追い込まれているので、仕事探しにいつまでも時間を使えません。


本気でサイトを探してみても1か月~3か月以内で仕事を決めるのではないでしょうか?

有名な住宅メーカーにおける営業の求人は転職サイトを見ていると1年中同じ企業が求人を挙げています。

条件が怪しく社員がそもそも集まらない
やっと入社しても環境が悪く続かない
社員を使い捨ての駒と考えている


例えば業界未経験の中途入社でも高収入の記載は怪しいです。

高収入の内訳として営業手当や残業代含むであったり、巧妙に仕組まれています。

半年後は基本給+歩合制がベースになることもあります。

ノルマがきつくて身内を顧客として購入をさせる。
社員は売った側の責任があるから簡単には会社を辞められない。
もし社員が辞めても住宅1軒売れたので利益出たから良しとしよう。

という風にブラック企業は2段構えの考え方なのです。

こんなワードがあったら即回避


◆アットホームな雰囲気な職場です。

→アットホームな雰囲気なら誰も辞めないし、従業員の知り合いや交友関係の中から人員補充できますよね。

アットホームな雰囲気って・・・家族だからこそケンカすると思いませんか?

◆人物・学歴不問・やる気重視

→本当に人がいないから誰でもいいやという広告です。
他社より入社条件が低いということは自らこの会社は人気がありませんと主張しているようなものです。

売れない商品が値引きされているのと同じですね。
そもそも求職者にやる気がない人なんていませんよね。

◆面談は1回のみ入社まで最短1週間

→この記載がある時点で、相当な人材難だということがわかります。誰かが耐えられなくて辞めたのでしょう。

求人募集をする前から現場では悲鳴の声が上がっており、人手不足が継続しています。

ということは入社しても研修に割く時間もあまりない状態で空いた穴に送り込まれ、不慣れな環境に配属されることが予想されます。

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企業に対しての口コミサイトをチェックする


企業の名称を検索すると「株式会社○○ 評判」と出てきますので、必ず口コミサイトをチェックしてみましょう。

過去に社員として働いていた方々の経験談が載っており、問題点や改善してほしいところなどが詳細に書かれています。

また、googleで企業名を検索すると食べログなどのように企業についても口コミ評価が出てきます。


星が1つしかなかったり、会社について悪いことを書かれていたりする場合もあります。

この口コミを放置している会社も管理能力の無いブラック企業なので要注意です。

私の辞めた会社ではgoogleで星1の悪口が書いてあるのに気付かず放置したままチラシやFAXDMやテレアポを行って採用活動や新規顧客を得ようとしてましたが・・・

結果は言うまでもないですね・・・

まとめ


常に求人が出ている企業に注意
怪しいワードが出ている企業は危険
企業に対しての口コミサイトをチェックする


求人広告会社がブラック企業より広告依頼を受けているので、人が集まりやすいような文面や構成を広告のプロが考えるのです。

会社のいいところを前面に押し出し、悪いところは極力隠します。

1年中募集されており、雰囲気や経験不問など抽象的な表現をされている企業は怪しいと思いましょう。

ブラック企業に入社してしまうと、途中で気付いたとしても退職をするのも一苦労ですよね。

そうならないように冷静に見抜けるように参考にして頂ければと思います。

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