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入籍と海外転居と旅行の同時並行はやめた方がいい話

元の居住地を3月18日に出てから約1ヶ月。ようやく日本出国の時を迎え、バンコクに向かう機内の中で久しぶりに文章を打ち込んでいる。


何年か事実婚(住民票の続柄に夫(未届)と記載のあるやや正式なもので、所得税法上の控除が効かないのがデメリットなくらいで扶養にも入れるしあまり不便がない、ただし子どもなしの場合)で過ごしていたのだが、海外転居に当たって、今後配偶者ビザの取得が必要になる場面がゼロとは言えないので、念のため入籍しておくことにした。

いくつかの理由があって私の方の名字を変更することにした。(ex:元がよくある名字なので、比較的珍しめの妻側の名字に変えてみたい、など)

手続きの流れで言うと、婚姻届を役所に提出する→新たな戸籍謄本と住民票を取得する→免許、パスポート、クレジットカード、キャッシュカード、各種ネット関係の住所・氏名の変更、というのが大まかな手順。

ここで私の失敗を記しておく。


・戸籍謄本が即日取得できると思っていた:

新たな戸籍謄本の取得は、1週間〜10日かかる。戸籍謄本が必ず必要になる、パスポートの変更と国際免許の取得の予定上のスケジュールがここで詰んだ。(ちょっとでも調べればわかった話だけども…当時多忙すぎた。)

東京出身のため関東に主な縁があるのだが、今回諸事情あって関西に国内の住所を置くことにして(海外転出はするが、各種郵便物等はそこに届くようにする)、関西でパスポートの変更を行った。パスポートは申請から受取まで最低1週間の期間が必要で、受取は必ず本人でないと不可。(乳幼児ですら本人でないとダメ)

家を引き払ってから出国まで結果的に130人以上の友人・知人と合う鬼スケジュールだったため、関東から朝新幹線→その日の深夜バス帰りの日程でパスポート受取を行わざるを得なくなった。


バンコクローカルレストランの鶏挽き肉炒めもの、非常に美味

・本人でないと受け取れないカード類がある:

良し悪しだが、本人限定受取サービスで送付してくる(してくれる)ものがある。

今回の状況の場合これが厄介で、パスポートのことがあったのでついでにギリギリ受け取ることができたが、予定になかったので焦った。

そもそも自分に縁のある土地でやる、またはスケジュールに余裕のある状態であれば、それほど問題にならないことではあるので、同じような状況に陥った人が万が一いれば、注意されたい。

また、旅行と引っ越しを絡めることの弊害について。貴重品を無駄に持ち歩かなければならない面倒が発生してしまうので、こちらも避けたい。

私の場合は、年金だのなんだのといった重要書類を船便に入れる気になれず、無駄にアフリカにまで持ち運ぶ羽目になっている。(もはや船便で送るのとどちらのほうがリスクが高いか不明)

物理的なものでいうと、PCのバッテリーのみや(そういえばバッテリーを抜いたPCは、郵便局の窓口ではとりあえず発送できたので作戦成功かも?また一番チェックの厳しそうな羽田空港の手荷物保安検査を無事に通れたのでこの作戦はうまくいったっぽい、下記の前記事参照)予備の前つかっていたスマホ、無駄にでかい一眼のレンズ(何十万かする200−600mm...ただアフリカでサファリに行きそうなのでただの文鎮とならなそうなのは幸い)などなど、ただその重さで体力を削り取るだけの物品に襲われている。


鳴子温泉にて最後の?温泉旅を満喫


何はともあれ、とりあえず引っ越し・入籍・あいさつ回り・旅行準備の諸々をいったん終わらせることができたので、1週間あるタイではまったり過ごしたい。

明らかな疲れによる尿道炎の発症が今この出国のタイミングになって生じているのが、若干の気がかり…尿道痛いっす。

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