東京オリパラの残り香、JA741A「HELLO 2020 JET」

画像1 東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、ANAはBoeing 777-200(JA741A)に特別塗装を施して「HELLO 2020 JET」として運航していました。
画像2 HELLO 2020 JETのデザインはANAが開催した「東京2020機体デザインコンテスト」の応募作品から選ばれました。
画像3 就航は2018年1月29日。国内線で運航が行われ、機内には特別デザインのヘッドレストカバ−が置かれ、客室乗務員は特別デザインのエプロンを着用していました。
画像4 機体にはさまざまな種目のシルエットや日本の代表的な自然や建造物などが描かれています。
画像5 2018年5月4日に羽田空港で撮影したJA741Aの離陸です。
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画像11 カラフルな塗装が施された機体は、青空にとても目立っていました。
画像12 しかしコロナ禍による航空需要の蒸発、東京オリパラの延期、そしてPW4000系列のエンジンで発生した事故は777ファミリーとJA741Aに暗い影を落とします。2021年2月、国土交通省はPW4000エンジン搭載機の運航停止を指示。この影響を受けたJA741Aは運用を外れ、晴れ舞台のオリパラ期間中に空を飛ぶことなく地上で2021年を終えることになります。
画像13 2022年4月29日、羽田空港の300番台スポットに置かれたJA741Aを久しぶりに見ました。ANAはPW4000系列エンジン搭載機について4月から6月にかけて運航を再開するとしています。今や東京オリパラの装飾をまとった唯一の機体であるJA741Aが、再び大空に羽ばたくのか注目しています。

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