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JASIS / バイオクロマト・ブース

毎年9月に行われる分析関係の展示会「JASIS」。この展示会で当社は毎年「バイオクロマト」様のブースを担当しています。このバイオクロマト様のブース。今年で8年目になります。
今回のブースでは、コロナ状況下であり、またオンラインが一般的になってきたことから、検討の結果、オンラインで(出展者様の)社内Laboと常時接続を行うことにしました。
ブース内に2か所。1か所目は、通路に面してブースの真ん中に設置。もう一つはブース内のボックスの中に、詳細商談用として設置。どちらも、藤沢にある社内につなげて、実際に実験している様子を見ることができます。

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会期がはじまり、実際にやってみると課題が色々と出てきました。
まず、通信状態は問題なし。
ボックス内部の「詳細商談用のオンライン」は順調で、長めの細かな話が出来るようで、この形で正解。
反面、通路際に設置したオンラインは、説明は出来るけど、「来場者を呼び寄せる効果」に課題あり。
モニターだけでは、通路の真ん中を歩く来場者を呼び寄せられないため、手前の展示台に製品を置く、発信するコンテンツ(社内のラボでの動き)を計算づくで考える、などの来場者を惹きつける工夫が必要、また、社内にいる人が話しかけるタイミングが分かりにくいとのことから、ブースを客観的に見えるカメラの設置が必要だな、などなど。今回実際にやってみて何が必要かが分かりました。ただ、このような方法が今後もっとスタンダードになっていけばいいのでは、と感じました。
社内から動かせない機器類を見せる時など、商品、サービスの内容によって、このような方法は今後益々増えて来るのでは、と感じます。

今はコロナ状況下なので、リアル展示会の「代替」としてオンラインの手法が検討されています。しかし近い将来コロナが収束してきた時には、「リアルの代替」としてのオンラインは姿を消し、「リアルの補完・拡張」としてのオンライン機能が残ってくるのではと感じています。今回のように通常時でも展示会に持参しにくい実験設備など、オンラインを活用することで来場者に見せることができます。その意味で今回試してみたこの方法は今後ますます活躍してくる考え方なのではないでしょうか。


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