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本当は対面でレッスンを受けたいんだよ

先生の指導のもとでフルートを勉強し出して、1年半になろうとしています。

この1年半というのは、今の住んでいるところに引っ越して、独学でフルートをしていたのを「先生の指導を受けたい」と決めてからのカウントです。

私がフルートを習い始めたのは30歳。

会社員で大阪市内で働いていたので、会社帰りに教室に行きレッスンを受けていました。

その後、結婚をしてからもレッスンを受け続け、妊娠しても7ヶ月までは通っていました。

大手の教室(ヤマハ系列)だったから、発表会があって、いろんな楽器を勉強している方の演奏を聴く機会はありました。

大阪市内という土地柄もあり、さまざまな楽団の演奏会や並行して習っていたクラシックバレエの公演へ行く機会は独身時代は多かったです。


予想外だったのは、産後の体調不良と病気になってしまったこと。

フルートのレッスンに一時戻れた時期はあったけれど、夫に娘の世話をお願いして出かけなければいけないし、帰りに疲れ切ってしまうことばかりでした。

仕方なく、緑が多く海も近い私の実家へ引っ越しをして、落ち着いた環境で療養生活と子育てを始めました。

回復するかと思ったけれど、子育て面で大変なことばかり。

小学校時代が一番大変で、いじめの解決で自分の体調が悪くても話し合いをしなければいけない時期はありました。

やっと少しはフルートに向き合えるようになったのは、子供の中学入学以降でしょうか。

フルートをまた勉強したいと思っても近くに教室はないし、もともと習っていた教室へは電車で1時間半。

往復2時間強かかるし、交通費や月謝を考えれば無理。

ようやく、地元にイオンモールができて島村楽器の音楽教室が入ったけれど、レッスン時間やサークルの参加時間が夜。

実家に子供を見てもらってもいいけれど、それも大変だろうし、自分の趣味のために子供をほったらかしにするのも悪いので、教室通いをやめて独学で吹いていました。


私がようやく先生の指導を受ける機会ができたのは、「オンラインレッスン」が登場したことです。

コロナ禍で、子供たちの授業はしばしばオンライン授業になっていったので、楽器演奏のレッスンもオンライン対応が増えたかなと記憶しています。

相性の合う先生に出会うのに時間がかかったことや、ちょうど今まで吹いていたフルートがオーバーホールが必要。

フリマアプリで調整済みフルートを購入した方が安いと判断して、やっとみつかった先生の指導を受けるようになりました。

先生の相性と月謝面で「この先生の指導を受けたい」と決めたのですが、生徒数の加減で、発表会はなしです。

独学で勉強していたために、変な癖がついていたので、今は癖直しをしながらどんどん課題を進めていっています。


フルートも、思い切ってへそくりからお金を出して、新品のフルートを買いました。

たぶん、これが私にとっての大きな買い物で、定期点検に出した時に修理をして大事にするでしょう。

ようやく、子供は大学生になって自由な時間を作れるようになったけれど、学費などの問題があるから、大阪市内の教室まで通うのは難しいし月謝もできるだけ抑えたい。

対面でレッスンを受けたり、発表会に出る方がそりゃ上達スピードは早いと思います。

しかし、遠方でかつ外に出にくい事情をもつ私には届かない話で、難しいかなと。

演奏会は夫が付き合ってくれますが、さすがに限界はあるし、レッスンとなれば一人で行動しなければいけません。

もやもやする面はあるけれど、今の先生はしっかりチェックしてくださってるし、オンラインでもできうる限りの努力はしているので、しばらくはこの状態でフルートを頑張ってみます。

また、一般参加OKのイベントがあれば参加したいなぁ。

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