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InstagramでSNS疲れを起こした

私が利用しているSNSというと、TwitterとInstagramぐらいになるけれど、昨日からInstagramへの投稿を一時止めることにしました。

いわゆる「SNS疲れ」を起こしてしまい、見るのも疲れてしまったからです。一時Instagramマーケティングといって、様々なサイトからInstagramを利用している人からの投稿を利用するサイトもあったし、フォロワー数から、お仕事をいただいている人はいました。

私も、あるサイトの投稿協力者として登録はしたけれど、お題を出されても「無理!」というものばかりで、このことに対しても疲れてしまいました。

SNSへの投稿が義務化していたかも

私がInstagramを始めたのは今から5年前。あまりメジャーなSNSでもなく、自由奔放に投稿してこれたと思います。

初期の投稿を見ると、セルフネイルや美味しいと思ったお菓子、旅行先での有名な場所と、ジャンルを問わず、投稿していました。

投稿も不規則だったし、「あ!これっていいよね」というものしか載せていなかったし、気軽に楽しんでいました。

「毎日投稿しなくちゃ」と頑張り始めたのは、ちょうど娘が中学に進学してからかと思います。お弁当作りをしなければいけなくなって、「お弁当記録」として「個人的に楽しむこと」が、徐々に「毎日撮影して載せなくちゃ!」へと義務化したことです

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しかし、ハッシュタグで「#お弁当」としてしまうと、いろんな人とフォローを受けられるし、たのしくもありました。

さらに、毎日の晩ご飯も投稿し始めて、悪く言えば「調子に乗っていた」のです。

元々生真面目な性格で、しんどくなれば毎日の投稿をしなくていいのに、してしまう悪い癖が生まれて、投稿しなければフォロワーが離れていくという錯覚に陥りました。

インスタ映えに負けてしまう画像。ここからが問題

仕事でもインスタグラムの画像を使うことがあって、私も様々な画像を見てきましたが、画像的に「美しい」「見栄えがいい」写真の採用が高く、お弁当にしても、画像や色目がきれいなお弁当を作っている人には、「いいね」は多いし、フォロワー数も多くつきます。

私は、持病の加減もあるし、娘にお弁当リクエストを聞いても「あんまり凝らなくていいよ。みんな私と同じぐらいやで」というので、できる限りのことをしてきました。

私が作るお弁当は、いわゆる「昔のお母さんの味」弁当で、凝ったおかずはそんなに入れないし、インスタ映えとはならないでしょう。

ある日「あなたの作るお弁当は不味そう」と、Twitterに設置していた質問箱に質問というか嫌がらせ文が投稿されていて、かなり落ち込みました。

これに対する回答はさせていただきましたが、後味が悪いものでした。結局は、「私のアカウントはお弁当記録!」という生真面目さからそのまま続けましたが、徐々に「つらい」と感じるようになりました。

書道で起きた悲しいこと。決定打になったこと

Instagramは最高5つまでアカウントを作ることができます。一昨年ぐらいに懇意にしている方から「テーマを統一する方がいいよ」と教えていただきました。

昨年から「大人からの書道」をスタートさせて、今は最初に習っていた先生の諸事情から大派閥の流派の教室へ移籍しました。

フォロワーさんは書家として活動している方や、子供さんと一緒に初心者として習っている方まで様々でした。

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フォロワーさんの作品を見ていると、モチベーションが上がってきて、上達も早くなったとは思います。

そこでまたしても悪い癖が出て、もともと体調が悪くて、ライター業をやめたのに、無理をして毎日何かひとつ作品を書いて投稿していました。

書道は、書く人の体調や精神面などがすぐに現れやすいです。だから、無理に投稿すると痛いコメントがつくことはあります。

ある日、DMで複数のアカウントから「書道をやめろ」など、誹謗中傷コメントがきました。

対応として、DMやコメントはスクショをし削除してから、通報しました。作品は一部削除しています。

その後、「タグつけいたずら」というものが蔓延し、「もうしんどい。無理」と疲れが溢れ出て、Instagramから一時離れて運用を考え直そうと決めました。

※タグつけとは、ある投稿写真に「この人が写っていますよ」とつける機能でストーリーズでは「メンション」という機能が該当します。

実装機能で避けることより使い方を見直す

Instagramには、徐々に困った人の書き込みなどへの対策機能が着き始めていて、見知らぬ人からのタグつけやフォローしていない人からの書き込みをさせないといった機能がついていました。

私もこれらの機能を知ったのはつい最近です。

もっと早く知っていれば、トラブルを防げていたかもしれません。機能だけに囚われずに、もっと自分が楽になって、Instagramを楽しめる方法はあったと思います。

最近では、おしゃれでかわいいものを紹介するのではなくて、「SNS集客」の道具にかわりつつあるInstagram。同じような見せ方をする人が出てきているし、指南書も出ているので、見ていて疲れることが増えてきました。

特にコロナ禍の時期は、外へ出ることも少なかったので、画像で楽しむSNSはよかったのかもしれません。

ただし、今は情報量が多すぎることや、いたずらや嫌がらせ、挙句の果てには誹謗中傷と、疲れることばかり。それなら、一旦嫌な気分が晴れるまでは、物理的に離れてよいのだと思うのです。

これらのことを、一度主治医に相談してみたところ、「もうね、一度離れてみたらどう?今ね、依存症的になっているという相談が増えてるんよ。義務として楽しむのは間違い。仕事じゃないんでしょ?」とあっさり言われて、心は楽になりました。

これからのこと

昨日、告知を出して、しばらくおやすみすることは書いたけれど、SNSというのは、情報を得るにはいいツールでしょう。流行りを追いかけるのにも、大手メディアは使っているといいます。

ただ、インスタについては、先に画像がきて、投稿した人のコメントは後にくるので、コメントを読むのは後回しで、第一印象に残る画像から、コメントやDMの書き込みが行われます。

悪意があるコメントもあれば、かなり痛いコメントもやってきます。いたずらも多いです。

今回はInstagram限定で、SNS疲れについて書きましたが、他のSNSでも困った出来事は多いと思います。

ようやく誹謗中傷に関することについて、意見が出てきて改善されつつありますが、投稿主も振り回されないようにSNSとは適度に付き合わないと、あらぬことで巻き込まれるという話は出てくることでしょう。

疲れ切ってしまわないうちに、早めに自分の精神面のケアが大切だと思います。

フォロワー増やしやいいね増量を期待したり、無理なことをするから、疲れてしまうというのもあるので、疲れた時はすぐに離れましょう。

誠実なファンは、決してあなたのことは忘れはしませんよ。


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