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甘いものを食べていても目の前に透明な壁があると違和感があるなぁと感じた件

昨日、家族で近くのコメダ珈琲店へ行った。娘から「中間テストで上位に入ったらコメダのジェリコをご馳走してな」と約束を取り付けられたし、見事な点数をとったので、約束は守るとして、コメダへ行った。

ジェリコについては、新商品らしい。公式サイトで見れるので、是非どうぞ。

今、大阪は緊急事態宣言で飲食店には厳しい感染予防対策が出ているので、お店によっては、4人がけの対面テーブルに座ると透明のアクリル板が真ん中に置かれている。

だから、家族で座ると私と娘は一緒に座れるけれど、夫は1人対面に座る。すると、家族間の会話も透明アクリル板で聞きづらくなる。メニューのやりとりもしにくい。

娘は、注文したものが出されるとInstagram用に写真を撮りまくり、撮影が終わると「わぁ、美味しそう!このために、私は頑張って勉強してたんよ!」と喜びながら頬張り始めた。

夫が「それっておいしい?」と言っても「何?聞こえづらいなぁ」と、ぎこちない会話が始まる。しかも、この透明アクリル板が不安定で、店側も厳しい指導の中で営業を続けるための苦肉の策で作ったのだろうから、作りは悪い。

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これって、今のSNSの状態にもよく似ていて、透明性がある世界であっても、不安定で危うい世界になっている。

ネット上の人間関係なので、気楽さはあるけれど今はちょっとしたことでトラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをしたりする。

最近、鍵垢が増えていたり長年続けていた人が「やめる」とアカウントを消して去っていくのを見かける。

鍵垢にしていても、回り回って「これってあまり見たくないよなぁ」ってのはある。

もうストレスで疲れてるんだなぁ、ほとんどの人がね。

自分の不満を吐く場所を探しや「もうこれ以上情報や嫌なものは見たくない」か、自分なりのルールを作って上手にネット世界を歩くかだなぁと思う。

振り返ると最近SNSネタしか書いていないように思うけれど、私が今悩み続けている問題であり、課題なんだろうなぁ。

いつ解決されるかは、未定だけれど、もう元には戻れない世界でこの先どうやって向き合うかを日々考えて生活していこう。

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そして、うちのお嬢さん。

ジェリコを食べて「あー、おいしかった!」と大満足な顔をしていた。

娘は一応Instagramをやっているけれど、変な大人に絡まれたり、訳のわからない人からフォローされるのは危険と知っているので、鍵アカウントだ。

Twitterは怖いと言っている。クラスメイトでやっている子はいるらしいけれど、怪しげなことに巻き込まれるのはいやだからと、手を出していない。

娘の方が実は危機管理能力は高いのかもしれない。

大人の方が負けた。

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