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私の主治医からみる私の仕事の不思議なこと

この画像、もう少しいいのにすればよかったかなぁと思うのですが、本物は、もう少し厳しそうでもご老人相手が多いので、ややほんわか系ですので、ご了承ください。

まず、来月から、試験などの事情により、仕事量をかなり減らします。
仕事量を減らすことも、主治医との話し合いも含めて決めました。

このノートでちょこちょこと書いていますが、産後うつからうつ病の中で細分化される「気分障害」を発症したまま、今に至ります。

いろんな病院で診察を受けたけれど、主治医が合わず、やっと巡り会えた先生が、今は亡き祖母の主治医であり「認知症外来」がメイン。ほんのわずか私のような精神疾患系の患者さんを見ている先生でした。

私が物書き業を始める時には、どういう風に依頼主さんとやりとりをするのかは気にしていたのですが、最近になって、大手メディア様ともやりとりをするようになったので、私の仕事について、かなり興味をもつようにはなりました。

昨日、来月から仕事量を減らして、試験勉強などに専念することを話をした時にひとつ質問がでました。

「ライターさんって、依頼主さんや編集部さんの人達とは、どうやって仕事のやりとりをしているの?」

クラウドソーシングなら、その中のメッセージ機能であったり、メール、チャットワーク、LINE、そして電話かなぁと答えました。

「電話は理解できるんだけれど、メールとかLINEとか、文章でのみやりとりすることって、誤解を生んでしまうことや、相手を傷つけてしまうことってあると思うんやけど?トラブルになったことってある?」

そう言われて、今かなりやりとりをしている会社は、メールだけれど記事内容次第では、電話に切り替えて打ち合わせをして、認識間違いを起こしていないかは確認しているなぁ......その方が安心だとは思っていました。

メールやチャットワークになると、お互いの理解の仕方次第で、かなりきつく感じることは多いです。自分の言いたいことを理解されていなくて、もう一度メールを流して、誤解を解くことで、疲れてしまうこともあります。

相手はそう思ってはいないんだろうけれど、受けてはきつくてつらいこともあります。反対に、私の意見が気に入らなくて、無視されたりして、あげくの果てには、首斬りにもありました。

最近、きつい口調で修正依頼をかけてくる会社はありましたが、急にきつくなったときは「あ、編集担当さん変わったな」と気付くんです。それで、意思疎通が難しくなって、いやになることもあるし、もうやめたくもなります。

私の主治医は、認知症患者のお年寄り、若年性認知症の方や、私のような患者と相手をしているので、「自分と何かを話し合って、気づいてもらう。思い出してもらう」ということを、大切にしている方です。

だから、今時の人たちの、スマホでの短文メールでのやりとりで「心が通じ合うのか」というのが非常に気になって、研究してみたいという気持ちはあるそうです。

仕事のことでも、責任をもって出す記事のはずなのに、メールなど電子の海で解決してしまうというのが不思議でならないと言います。私も、主治医にこの点を言われて、「そういえば、電話で話し合いをする編集長さんとの方が、叱られるとしても、そうそうきつく感じない。声の方が実は通じやすい」と最近思うのです。

会社員時代に、某会社のお客様相談室で、電話でクレームを聞いていても、右から左に受け流すけれど、その人の言いたいことは、箇条書きでメモをしながら、話を整理して、その人にどう対応すればいいかと、かなり冷静に対応していました。

かえって、電話でやりとりする方が、そのときはいやだけれど、心は楽なんですよね。不思議でしょう。

主治医の先生は、認知症や国指定の難病も診察しているし、私のような病気の人の診察をしているので、対応がきつくなく優しい。厳しい意見を突きつけることはあるけれど、私が「こう思っているんですけど、どうですか?」と話すと、言葉のボール投げをするかのように、会話で、その人の様子を確かめている。

それが、私には心地よい。仕事も、本来リモートワークなら、メールだけでなく、電話もあれば私個人はありがたいんだけれど、それを嫌がる人もいるし、仕事場でも「電話なんてめんどう」という動きや「言った言わない」の問題で避ける意味で、メールなど文面が残るものを使うんだと思う。

それでも、心通った記事を作りたいから、本当は声でのやりとりが一番いいんだけどね。そういうわけにいかないから、少しずつ電話でもやりとりできる会社とのお付き合いを見つけたい。


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