誰かの夢のためにお金を稼ぎ続けるひと これがわたしのbeの肩書きだ

こんばんは、みよよです。今日は旦那さんが飲み会で帰り遅いので自分の時間を使って最近考えていることと自分の「好き」を文章にしてみた。それは「お金」だ。

わたしは今営業という仕事をしている。巷では「やりたい!」という人をあまり見ない笑。自分自身もしょっちゅう嫌になっている。

それでもコルクラボのクラウドファンディングはすごく楽しかったし、営業の仕事を嫌だと思っても営業自体辞めたくないって気持ちにやっと気づけた。なんでだろうって考えたときに、今までの自分の経歴の中で「お金をもらう」ということを誇りに思った出来事が多いと気づいた。今日は過去を振り返りながら、自分は誰かの夢のためにお金を稼ぐ人であり続けたいという所信表明を書きたい。

1.お金を多く稼ぎたいと思うようになったきっかけ

わたしがお金を稼ぐということに誇りを持ったのは大学生の時。映画館でアルバイトをしていた時のことだ。採用の面接はこんな感じだった。

「君、好きな映画とかある?」
「…え、すみません特にないです…」
「配属されたい部署とかこだわりある?」
「え、別にないです…」
「OK!君最高だね、採用だよ!」

わたしのなめくさった態度!笑。ちなみにこの映画館別に人にめちゃくちゃ困っていたわけではないのです。アルバイトの採用倍率は5倍というむしろ高めの映画館。そんな場所で即採用された理由は配属されてみてすぐわかった。

わたしの配属セクションはポップコーンを作ってドリンクと一緒に売る売店。映画業界に行きたい人にとっては不人気のセクションだ。そういう人は映写や実際にスクリーンに入れるフロアスタッフを希望する。なのでわたしみたいなどこのセクションでも構わないという人材は逆に貴重だったらしい。けれどわたしはすぐにこのセクションが大好きになった。それはセクションのマネージャーさんが皆に話したこの言葉がとても誇りだったから。

「チケットの売り上げは映画館よりも配給会社に入る。だから映画館の売り上げはこのセクションの皆が作っているんだ。みんなのお陰でこの映画館はたくさんイベントを打てて、来る人を喜ばせてあげられるんだ。本当にありがとう」

わたしたちセクションのメンバーがたくさん売り上げをあげればあげるほど、お客さんがもっと喜ぶ。なんて尊いセクションにいるんだろう。そこからわたしも頑張ったし、セクションの他のメンバーもすごく頑張っていた。どうやって声掛けしたら売れるんだろうね、とか接客をスムーズにしたらたくさんの人をさばけるんじゃないかとか時にはミーティングもしながら、日々たくさん売る方法を考えていた。ハタチの時に始めたアルバイトはあっという間に卒業の時が来てしまった。時にはぶっ続けで7時間立ちっぱなしとかやっていて辛かったけど、喜びの原点はここにあったように思う。

「売り上げをつくることが、誰かの幸せにつながるんだ」

2.お金は手段であって目的ではない

実はこの文章を今書いているのはほとんど自戒に近いのだ。わたしはまた今年度も自分が営業する意味を見失ったままここまで来てしまった。なかなか上がらない売り上げにイライラして、腹が立って、絶望してどんよりしていた。

昨日結婚式でどんな写真をつかおうか過去のアルバムを見直していて、映画館のアルバイトの写真が出てきた。そこに映っている自分はこれ以上にない笑顔だった。高給でもないし周りに比べたらそこまで映画好きではない自分が楽しんでいたのだ、3年間も。

そして先のマネージャーの言葉と皆で一緒に売り上げを上げようと奮闘した日々を思い出した。

数字はあくまで手段であって目的ではない。売り上げをあげまくって目立ちたい、という動機でさえ手段だ。そのことをしばらく忘れていたし、営業は自分に向いていないとさえ思っていた。けど、わたしは好きなのだ好きなことが出来ているんだ。お金を稼ぐことも、お客様にお金をもらって、サービスとしてお返しするのも。やっとそのことに遠回りながらも気づけて本当に良かった。本業は締め切りまであと少ししかないけれど、最後までお金を稼ぎ続けるひとでありたい。お金を稼ぐということにこだわりを持ちたい。

3.わたしのbeの肩書きとこれから

コルクラボに入ったとき、最初に「beの肩書き」というワークをやった。人は会社の所属だったり、自分が今どんな仕事をしているかでの肩書きで人を見る。けれど「beの肩書き」はそういった肩書きではなく「どういう人でありたいか」という肩書きを自分で考えてつける。

わたしは自分が何を好きかもわからなかったし、コルクラボに入ってもう1年経つけれどその間もよくわからなかった。けれど、本業の営業というお仕事やコルクラボでのクラウドファンディング、そういった経験を通して、また結婚式の準備を機に過去を振り返ることによってはっきりと見えてきた。

「誰かの夢のためにお金を稼ぐ人であり続けたい」

「お金を誰かのために稼ぐ」という好きなことをこれから自分でどんどん磨いていきたい。仕事でも、コルクラボでも。できたら他の場所でも。

そんなことを考えた日でした。おわり。



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