日本対メキシコ戦を終えて。

年内最後の試合となった対メキシコ戦。古くは東京五輪で対戦し、日本が銅メダルを獲得した対戦国ですが、国際Aマッチでの対戦成績は1勝3敗と分が悪い相手。今回は2013年のコンフェで以来の対戦。日本は全て欧州組でメンバーを揃え、FIFAランク11位で格上のメキシコに胸を借りた形になります。そこで、私ヒデ独自の見解で昨日の試合を論評させて頂きたいと思います!

体格的には日本と変わりませんが、そこは南米の雄。足元の技術力、展開力、想像力(アイディア)、決定力などの攻撃に関する能力は、メキシコが上回ります。ですからメキシコとのゲームは、現時点で日本の世界での位置を把握するのにベストな相手。とは言え、絶対に勝ちの目のない相手ではありません。臆する事なく、個々が持ち味を出し、チーム戦術を徹底すれば勝算は充分あります。故に、この一戦は選手・チームにとって、たいへん重要な試合だと言えます。

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