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”茨城のカリフォルニアで憧れの生活”阿字ヶ浦ワーケーションツアー

みなさんこんにちは!

動画編集をしながら各地を旅するアドレスホッパーのペンです!

突然ですが、

「茨城のカリフォルニア」

ご存知ですか...?

「イバフォルニア」と呼ばれているようです。

めちゃくちゃ気になりますよね!

今回はそんなイバフォルニアで開催されたワーケーションツアーに、アドレスホッパーで毎日ワーケーション実践中の私が潜入して来たので、その様子を皆さんに紹介していきます!

イバフォルニア・プロジェクト

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イバフォルニア・プロジェクトとは

「阿字ヶ浦の海を、カリフォルニアの海のように明るく自由で開放的な空間へ生まれ変わらせたい。」

という想いから生まれたもの。

かつては日本一の来客を誇り、風光明媚な砂浜は「東洋のナポリ」と言われていた、茨城県ひたちなか市の阿字ヶ浦(あじがうら)海岸。現在、客足が遠のき街も寂しくなってしまった。
しかし、阿字ヶ浦の海を、カリフォルニアの海のように明るく自由で開放的な空間へ生まれ変わらせたい。夏だけのレジャースポットから脱却を図り、季節を問わず人の集う場所にしたい。そんな思いを込めた「イバフォルニア・プロジェクト」が、2018年からスタートしている。

引用:茨城移住計画インタビュー記事

阿字ヶ浦ワーケーションツアー

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そんなイバフォルニア・プロジェクトが企てられる阿字ヶ浦で開催されたワーケーションツアーに参加してきました!

阿字ヶ浦に到着した私を出迎えてくれたのは

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ユニークな看板。笑

阿字ヶ浦のことを何も知らない私は、これだけで面白そうな街だなとワクワクしてしまいました。

そして私が向かった先は、私が滞在予定の「満州屋」

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なんと最寄りの阿字ヶ浦駅から徒歩5分

車を持っていない人からしたらアクセスが良くて助かります...!

さっそく中を拝見。

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綺麗な和室で個室宿泊...!

音も少ない静かな場所で、都会の忙しない場所での仕事に疲れた方にワーケーション場所としてぴったりの空間でした。

外に出てみるとなんと大きな庭(?)にテントが2つ。

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満州屋ではグランピングもできるようです!

テントの中も素敵でした...!こんな場所でワーケーションって憧れますね。

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外にはハンモックや焚き火台なんかも!

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心地良さそう!南国感溢れてますね〜〜

今回のツアー参加者の中にもテント宿泊の人がいました。

寒そうだけど、ちょっと羨ましいような...笑

そんなこんなで阿字ヶ浦ワーケーションツアーが始まりました。

阿字ヶ浦の街並み

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ワーケーションツアー1日目は、阿字ヶ浦の街の散策から始まりました。

まずは干し芋神社。

阿字ヶ浦では一大産業の「干し芋」

そんな干し芋の神社があるのです。

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このなんでもあり感がいいですね。笑

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駅の近くを通り街で人気のパン屋さんに向かいます。

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先ほど紹介した、駅の看板が可愛くてツアーメンバーで撮影会になりました。笑

駅の横にあった使われていない車両。

なんと使われていない車両を御神体にして、鐵道神社をつくるそう。

またまた、なんでもありな街でおもしろい。笑

クラファンもやってるみたいなので気になる方は見てみてください〜。

海の見える坂道を降っていくと見えてくるのが

街で人気のパン屋さん「あじぱん」

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店主さんのこだわりで膨らまし粉をあまり使わずにパンを作っているのだとか。

中身を選んでその場で入れてもらえるコッペパンは大人気です。

みんなでパンを買ってコワーキングスペースへ。

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コワーキングスペース「イバフォルニア・ベース」

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イバフォルニアの拠点であるコワーキングスペース「イバフォルニア・ベース」に到着。

窓からは海が見えるコワーキングスペース。

イバフォルニア1

昔、海の家として栄えていた物件をDIYしてコワーキングスペースにしたようです。

さて、さっき買ったパンをみんで食べながら、自由時間です。

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ワーケーションの良いところは、仕事(ワーク)をしてもいい。休暇(バケーション)を楽しんでもいい。自由なんです。

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↑このように広々とたたずむ海と夕暮れを前に仕事ができます。

普段閉鎖されたオフィスで仕事するより、気分転換になって捗るのではないでしょうか。

なんでもすぐにやってみようの精神

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先ほど紹介した「干し芋神社」「鐵道神社」からも感じられた

「なんでもあり」「なんでもやってみよう」

の精神。

イバフォルニア・ベースで過ごしていると、

「ワーケーションでリモートワークだと、個室でMTGできる場所が欲しいですよね〜。」

と誰かが言い出しました。

するとどこからか個室を作れるテントがでてきて、

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「これで個室で仕事できるよ!」

「じゃあこれを海に持っていって仕事してみよう!」

となりました。笑

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そんな

「なんでもすぐにやってみようの精神」

がイバフォルニアにはあるのです。

阿字ヶ浦は食も豊かな街

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ワーケーションツアー1日目の夜ご飯は「常陸牛」や「ひとくちアワビ」

満州屋の女将さんの手料理です。

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ワーケーションの醍醐味といったら仕事おわりのグルメですよね!

その他にも

イバフォルニア・ベースから車で10分の市場での海鮮丼など

阿字ヶ浦の食は豊かです。

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阿字ヶ浦グルメの中で、私が最も印象的だったのが

「あんこう鍋」

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阿字ヶ浦の駅の看板のタイポグラフィがあんこうのシルエットだったように

あんこう鍋は阿字ヶ浦の名物なようです。

かつて、あんこう鍋は「どぶ汁」と呼ばれ、漁師飯として船の上で水を使わずあんこうの水分だけで鍋をつくり「どぶ」のようだったから「どぶ汁」と名付けられたようです。

漁獲量は山口県や島根県が多いようですが、茨城で親しまれて名物になったというのは非常に興味深いですよね。

朝から干し芋作り体験

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2日目の朝。

ワーケーションツアーの一貫で干し芋作り体験です。

蒸したの皮と表面の色の悪い部分をひたすら削る作業。

音の少ない静かな街で、朝から無心になれる作業。

落ち着きます。

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ワーケーションには、普段のオフィスでの仕事では味わえない「非日常」があるのです。普段仕事をしている時間。芋を削る。一見、仕事の効率が下がるように思えますが、朝から無心で単純作業をやることで頭がスッキリして、集中力が上がったような気がしました。

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イバフォルニアは朝からアイデアブルです。

干し芋作り初体験のワーケーションツアー参加者。

干し芋を作るために削り取った部分は、つまみ食いしたくなるほど美味しく、

「その部分を何かに活用できないか」

というアイデアがでました。

干し芋作りを日常的に行っている阿字ヶ浦の人たちは、削った部分を捨てるのが当たり前で、そんな活動はしていないようです。

余白がある街は外部からの「なんでもやってみようの精神」もでてくるんですね。

ワーケーションとは何か

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このご時世で、リモートワークやノマドワーカーが増え、よく耳にするようになった「ワーケーション」

私はWEB系のフリーランスで普段から仕事をする場所はどこでも大丈夫だったので、ワーケーションと言われてもピンときませんでした。

そもそも「ワーケーション」について深く考えたことなんてありません。

今回の阿字ヶ浦ワーケーションツアーでは

「ワーケーションとは何か」について話し合うワークが設けられていました。

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優秀な大人が集まって流行り言葉の「ワーケーション」を阿字ヶ浦・イバフォルニアと何か掛け合わせてできないか。そもそもワーケーションの定義とは。というところから考察しました。

大人が真剣になって考察する。すてきです。

話し合いでは、

・仕事のスタイルで人によって「ワーケーション」の捉え方が違う

・交流から生まれる新しい発見ができるのがワーケーション

・個人でワーケーションはできるが企業はできるのか

・観光地はワーケーションプロジェクトで企業をどうやって呼ぶのか

・予定調和のGOOD MOVIEではなくみんなで作り上げるNICE PARTY

すてきなアイデアがたくさんでました。

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なにも強制しないなんでもやっていい場所

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イバフォルニアは「なにも強制しない」けれど「なんでもやっていい」場所なんです。

イバフォルニアの人たちは地方創生・地域活性化という立派な目的はなくても、自分たちが過ごしやすい場所づくりをしよう。という考えです。

こころざしが高すぎると外部からは入りにくい、低すぎると人は寄り付かない。ちょうどいい空気感。

アイデアもアドバイスもたくさんあります。

でも実行する人がいない。

余白はそこらに転がっています。

好きに阿字ヶ浦を使っていいんです。

一緒にNICE PARTYしましょう。

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