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ニンニクラーメン「天洋」

2013年4月23日
昨日の夜は「Ms」に行って焼酎のロックを8杯も飲んでしまったので、帰宅するとベッドに倒れ込んで、すぐに眠ってしまった。酔っ払って眠るほど気持ちのいいものはない。おかげで前日の寝不足を補完することができた。昨日は友人の病院の診察に付き添ったのでほとんど寝ていないのだ。眠れなかったといったほうがいいのかもしれない。
友人からの電話で起きたのが午前3時前だった。そのまま寝ていたら新聞配達の仕事に遅れるところだった。さらに午前3時半にもう一度電話があった。流石に焼酎ロックを8杯も飲むと二日酔いで頭がクラクラして眠い。そこをなんとか根性を振り絞って仕事に行ったのだが、仕事中に自転車を倒してしまい、前ブレーキを壊してしまう。ツイてないな・・・。
仕事の帰りにミニストップに立ち寄って「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」500mlを2缶買って友人の部屋に行く。それが午前5時前。なんだかんだと時間を費やしていたら夜が明けてきた。友人宅で「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」500mlを1本飲んで、まだ物足りなかったからもう2缶買いに行く。自宅に戻るとそれを飲みながら睡眠薬のフルセットを流し込んだ。朝のニュースを見ながら寝てしまう。
起きてみると午後の13時半を過ぎていた。財布の中身を見てみると3000円しか入っていない。コレはまずいと思って、銀行に残っていた残高からいくらか引き出したあと、「SAKE市場グランマルシェ」に行って「SUPER PRIME 糖質50%オフ」を2缶買って帰った。いわゆる迎え酒と言うヤツである。
それを飲みながら、いつものようにHotmailとFacebookチェックをしているとまた眠気が・・・。今日に限ってなんでこんなに眠いのだろう?不眠症の私にとっては嬉しい悲鳴であるが、日中何もできないのはちょっと辛い。
目が覚めると午後の18時になっていた。「Ms」に行く時間である。「Ms」で2時間くらいかけてもやしの肉味噌炒めを食べながら焼酎ロック4杯を飲んだところで馴染み客から近所のニンニクラーメンの店が今、半額セールをやっているという情報を聞く。店は大阪市生野区中川2丁目の「天洋」大池橋店である。ここのラーメン屋は美味しいので前から通っていたのだが、半額セールは今日初めて知った。
現地についてみるとそこそこの行列が出来ていた。日本人は「よく行列に並ぶ」と言われている。街の人たちに「どんな行列に並んだことがありますか?」と尋ねてみると、「iPhone4Sの発売で、銀座のアップルストアで長い列に並びましたよ。」という声の他に、インターネットによる200人アンケートによると、コンスタントに行列を作っている上位トップ3は、ラーメン屋23%、銀行ATM22%、スーパーのレジ19%だという。後の2つは「並ばざるを得ない、無理矢理の行列」なのでわかるのだが、ラーメン屋は自分の意志で積極的に並んでも食べてみたいものらしい。何故なのか?究明しないと・・・。
マーケティング会社のトレンダーズの調査では、「行列に並ぶのは好きですか?」という問いに対して、「好き」と答えたのはわずかに16%でしかない。逆に言えば、「行列に並ぶのは好きではない、嫌い」という人が84%を占めている。ところが、全体で、行列に並んだことのある人は全体88%に達しており、行列に無縁という人は1割程度という。行列に並ぶことが「好き・嫌い」ということと、行列に「並ぶか・並ばないか」ということは別物と考える必要があるようだ。ではどうして日本人は行列を作ってまで何かを求めるのか?特に行列の嫌いな大阪人が並ぶのは異例である。
料金支払いサービス「ペイジー」の普及活動をしている「日本マルチペイメントネットワーク推進協議会」の調査では、「待てない行列・待ちたくない行列」のトップ3は、「コンビニのレジ待ち」、「銀行窓口の列」、「飲食店の行列」という結果が示されている。
人気のアトラクション待ちや話題の店など、その先に楽しみがあれば「待てる行列」になるが、「並ばされる行列」では、多くの人が『時間がもったいない』、『飽きる』、『面倒』、『疲れる』と感じてしまうと分析している。また、電通の調査によれば、「どんなときに行列に並んでしまいますか?」という問いかけに対し、
1 おいしいもの、いい物など、並ぶ価値があるとわかっているとき
2 評判を聞いたり、流行ったりしていて、自分も試したいとき
3 限定で、そのときにしか手に入らないとき
4 どうしても食べたい、買いたい、と思っているとき
5 行列をしてみて、試してみたいと思ったとき
といった回答が上位に並んでいる。
心理学的な分析によれば、行列は『同調行動』のひとつであると言われている。
人には「ほかの人がやっていることと同じことをしたい」という欲望があり、それを端的に表すのが、行列に並んでしまうということらしい。「何の行列なんだろう?」、「何かいいことがあるのかな」と、ふと足を止めてしまうのは、すでにその同調行動の心理が作用し始めている、というのである。時に行列は意図的に作られることがある。以前、マクドナルドの「クォーターパウンダー・チーズ」発売の際には大量のサクラが動員された。
約1時間並んでようやく店内に入ることができた。ここまで並んだのは久しぶりである。大阪のラーメンといえば、あっさり味が主流だが、「天洋」のラーメンは口の中でとろけるチャーシューと細切りの縮れたたまご麺が特徴である。スープはとんこつベースで醤油、味噌、辛味噌と3種類の味があって、私はとりあえずシンプルに醤油を注文する。無料のトッピングのニラを大量に投入し、ひとくち食べてみるといつもよりスープが薄い。
まあ、今日は半額キャンペーンで客の数もいつもの倍以上なのでどうしてもスープが薄くなってしまうのだろう。仕方がない。半額なのだから文句は言えない。
その薄いスープのラーメンを替え玉まで食べたところで今日の日記を全く書いていないことに気がついて急いで帰宅した。どうしても日記はその日に書かないと内容を忘れてしまう。それが私の性格だ。この性格のおかげで苦労させられたものだが、未だに一向に治っていない。いい加減ということができないのは辛いものである。

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