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乾坤の血族(個別トラック編)

はじめに

コード進行編に続き、個別トラック編です。
こちらでは音作りや音楽的な考察についてパート毎に解説して行きますが、まず基本情報として、データの音源はStudio Oneの付属音源であるPresence XT縛りで作成しております。

当初は手持ちの音源を駆使して限りなく原音に近づけるつもりでしたが、そこまですると時間と手間がかかりすぎると判断し、限られた環境で出来るだけ近づける方向にシフトしました。

トラックの概要

大きくパート分けした場合、以下のようになります。

・リード(メロディ)
・ギター
・オルガン
・ピアノ
・ブラス
・ストリングス
・その他(シンセ類、マリンバ等)
・ベース
・ドラム(パーカッション)

上から順に解説して行きますが、リードのパートはメロディの音楽的な分析を含んでいますので、コード進行編でも使用した以下の楽譜を参考にして頂けると幸いです。

乾坤の血族 楽譜

また、部分的にですがピアノロールのスクリーンショットを添付しているパートもありますので、そちらも参考にしてください。


リード(メロディ)

<A>
音色はギターとシンセがレイヤーされたような音ですね。そこでディストーションギターとソウトゥース系のシンセ音をレイヤーし、エフェクトには、フランジャーと付点8分のディレイを深めにかけたところ、大体似た感じの音色になったかと思います。

メロディはスケールの完全5度(Gの音)から始まります。トニック(1度)のコードから始まっているので、必然的にコード上でも完全5度の音になりますが、小節毎に必ずGの2分音符で始まっており、またそれ以降の3〜4拍目にかけてのメロディも、コードに合わせて音程は変わるものの、同じ譜割りで次の小節のG音に解決するような動きになっている為、直線的にずっと同じ音が持続しているような、完全5度のオルガンポイント的印象があります。

この直線的なメロデイは、安定的で落ち着いた印象を与え、同時にベースの下降していくラインを対比的に浮かび上がらせる効果もあると言えます。
トーナルセンターであるCの音の重力圏で、Gの音が人工衛星の如く軌道上を周回しているイメージでしょうか。

また、全てのコード上で3rd(♭3rd)のコードトーンを避けるようにメロディが作られている点も特徴的です。唯一3rd(♭3rd)を用いているのは<B>へ向かう最後の音(B♭)のみとなっています。
3rd(♭3rd)のコードトーンは、コードの明暗を決定する音である為、逆説的にコードの明暗を強調しない、中性的なメロディと言えるでしょう。
そして更にその中性的なメロディは、3rd(♭3rd)の代わりに9thや11thといったテンションノートを中心に作られている為、マットな質感と鮮やかな色彩を併せ持つ、さながらエミール・ガレのガラス工芸を思わせる洒脱な仕上がりとなっています(個人の感想です)


<B>
ここからメロディが、シンセストリングスとシンセブラスの中間といった感じの音色に取って代わります。プレーンな音色なので音作りに関してあまり特筆すべき点はありません。音がオクターブで重ねられていますね。

<A>と同様にGの音から始まるメロディは、Fm9上では9thのコードトーンであり、繊細な美しい響きの印象ですが、このように9thや11thといったテンションノートをメロディに取ると、人によってはディスコードして聴こえるようです。
今時そこまでコンサバな感覚の人も少ないとは思いますが、単純にコード内では、ルートを中心としてコードトーンに重力がある為、コードトーン以外のメロディは多少なりとも外れて聴こえるのが普通ではあります。

余談ですが、aikoさんがボーイフレンドのリリース時にスタッフからサビのコード(A7)が気持ち悪いと言われたそうです。最初の「あ〜♪」の箇所ですね。
このようにサビを2度のセブンスコードから始めただけでも気持ち悪いと言われてしまうケースがある訳ですが、「あ〜♪」がBの音、つまりA7の9thであり、前述したようにテンションノートをメロディに取っているので、コードが気持ち悪いと言ったスタッフは、このメロディも相まって気持ち悪く感じたのかも知れません。

閑話休題。乾坤の血族に話を戻します。

メロディの譜割りを見ると、厳密には1拍目と3拍目の音符がタイで繋がっている箇所もありますが、大体は<A>と同じ譜割りになっています。
また、<A>のように全ての小節の頭がG音から始まっている訳ではないものの、殆どの小節が同様になっています。つまりさほど<A>と変わらないのですが、<A>とは全く違う印象を受けると思います。
コード進行が音楽の印象に作用する効果がよく分かりますね。


<C>
メロディの音色が<A>に戻り、ここから明確にメロディの動きに変化が見られます。この曲の展開部というか歌モノならサビに当たる部分でしょう。
セブンスコードが多く使われている所為か、感覚的に言うとエモい感じに聴こえると思いますが、ここで重要なのはコード毎の最初のメロディノートがほぼコードトーンの3rd(♭3rd)を取っている点です。

コード毎にどの音を最初に取るかというのは、メロディを構築する上で重要な選択になります。後からどのようにメロディが動いたとしても、まず最初に鳴らされた音が当該コードの和声感に最も影響を与えるからです。
この曲のように、コードチェンジに合わせて休符無しで頭からメロディが鳴っており、且つ、それなりの音価を保っている場合は尚更です。
つまり、大きく捉えればメロディも和音の一部なので、メロディがどの音を取るかで総合的な和声感が変わってくる訳ですね。

<C>以外では、5th以上の音を取っている場合が殆どで、このパートのみ例外的に、殆どのコード上で3rd(♭3rd)から始まるメロディになっています。

では、頭に3rd(♭3rd)のメロディを取るとどういう効果があるのかというと、個人的な感覚もあるので一概には言えないのですが、大概の人が「メロディとして最もコード上で調和する音、若しくは最も無難な音」といった印象を持つのではないでしょうか。これは3和音だろうが4和音だろうが、どのようなテンションが含まれていようが関係なく、大概のコード上でそのように感じると思います。
また3rd(♭3rd)の音はコードの長短を決定する音なので、頭にメロディで取ると、全体的な和声感の明暗を最も強調する効果があると考えられます。メロディはコードの構成音の一つを強調している様なものだからですね。

因みにルートの音をメロディに取る、つまりベースとメロディが同じ音になるのは、コードがトライアド(3和音)の場合を除き、4和音以上では殆ど使われませんが、これは単純に響きが悪いからです。例えばメジャーセブンスコードではセブンスの音とメロディが半音でぶつかってしまったりする訳ですね。

トライアドでも避ける人の方が多いですが、だからといってダメという事もなく、個人の印象ですがメロディメイクの才能がある作曲家、所謂「メロディメーカー」と呼ばれるような作曲家ほど平気で使う気がします。
とはいえ、ともすれば稚拙なメロディになりかねないので、ルートの音から始めたとしてもその後の動きやコード進行に工夫が必要と言えますが、例えばaikoさんの桜の時は、Bメロの半ばくらいまで殆どルート始まりのメロディが続きますが、その後の動きでチラッとブルーノートを使ったり、コード進行自体が特殊だったりして工夫が凝らされています。上手い人は上手くやるという事ですね。


<D>
ここからまた音色が変わりますが、<B>の音色に更にオクターブ上でソウトゥース系のシンセ音をレイヤーしたところ、似たような感じになりました。盛り上げる為にかなり音が足されている印象です。前パートの<C>がこの曲のサビなら、後サビと言える部分でしょう。
ここから切り取って聴くと最初からGmに聴こえると思いますが、CmからGmに転調しています。

ここでの転調がアレンジ元となったOvertureと明確に異なる点で、完全4度下に転調した事でメロディも並行移動的に完全4度下がっており、メロディの音域レンジは狭くなってしまいますが、ループしてまたAメロに戻る構造のステージ曲では、Aメロの音程に戻りやすくなっているとも言えます。

具体的には、仮に転調せずCmでループするなら最後のメロディ音はGとなりますが、この場合音程の変化はあるものの、Aメロ頭の1オクターブ下のGへと、同じGの音に跳躍する事になります。一方Gmに転調した場合はDから完全5度下のGへと跳躍する事になり、別の音から頭の音に戻る事で変化を感じやすく、また跳躍する音程幅も小さい為、よりスムーズにAメロの音程に戻れるという訳です。音にコンプをかけて音量差を圧縮し、聴き易くするように、転調というコンプをメロディにかけて音程差を圧縮しているイメージでしょうか。

Overtureは、オープニングムービーに沿って曲も直線的に盛り上がって行く高揚感のあるアレンジですが、乾坤の血族は最後のパートで転調してメロディのポジションを下げた事で、多少音楽的な抑揚は抑えられています。ただ、最も多くの音が鳴っているパートなので、音楽的には抑えられていても、それを補うような形でサウンド自体は盛り上がっている為、バランスが取れています。両者は実質的に同じ曲ではありますが、前者はゲームの始まりを告げる曲として、後者は何度も繰り返し聴くステージ曲として、きちんとその役割に応じたアレンジが施されていると言えるでしょう。


ギター

音色に関しては、乾坤の血族だけではなく、ドラキュラXのギターパートは全て生ギターだと思われるので、そもそもStudio Oneの付属音源とエフェクターで再現するのは困難と判断し、潔く諦めました。
とは言え、<イントロ>だけは音が目立つので、必死に色々試してみましたが、如何せん付属音源では倍音が足りません。そこで、実音で2次と3次の倍音(8度上と12度上)を足したところ、多少はマシな感じになりました。
また、ショートディレイが掛かっているようなので32分で掛け、更にパンをRに振り切った16分のディレイを薄く掛けてあります。

アレンジ的にはクリーントーンの単音リフがメインのパートです。
<イントロ>からのリフが<B>まで続き、<C>から<D>にかけては2〜3声のカッティングが入っているように思われます。ここで何故「思われる」という曖昧な表現を使ったかと言うと、正直私の耳では殆ど聴き取れなかった為、所々薄っすら聴こえる音を頼りに、点を繋いで線にする感じで補完しました。古い絵画の修復みたいなものですが、聴感上は問題なく聴こえると思うので許して下さい。


オルガン

<A>のハモンドオルガンのパートです。コーラスが少しかかっているのがポイントでしょうか。
この乾坤の血族のオルガンに限らず、ドラキュラXの楽曲には「コーラスとフランジャーが多用されている」という、音作り上の大きな特徴があります。因みにフェイザーは使われていません。

またコード進行編でも触れましたが、コードがFmに行くまでの3小節間は、このオルガンがCmのフレーズをオスティナートで繰り返しており、ベースが順次下っていく事で和声感が変わって行く構造になっています。

以下、ピアノロールです(最小グリッドは16分)

オルガン
オルガン


ピアノ

<B>からオルガンに代わってピアノが入ってきます。
1周目はパーカッシブに弾かれている感じのコンピング(バッキング)が薄っすら聴こえる程度であまり聴こえませんが、2周目からは和音の駆け上がりフレーズで大々的に入ってきますね。音色も1周目と2周目では変えられており、1周目はクラビの音にも似た硬めの音ですが、2周目はプレーンなピアノの音になっています。

駆け上がりフレーズにはフィルターがかかっており、フレーズに合わせて若干音がスウィープしているという、かなり細かい音作りが施されています。バンドパスフィルタを使い、オートメーションでカットオフを動かしたところ似たような感じになりましたが、このスウィープは流して聴いていると気付かないかも知れません。
またディレイが掛かるところは、実音で2拍掛けてデクレシェンドするように8分音符で弾いた和音に16分でディレイを掛け、Lにパンを振り切ってあります。その上で、ディレイのミックス量を駆け上がりに合わせて適宜増減したところ、原曲の感じに近づきました。

和音の駆け上がりフレーズ2回目に差し掛かる一つ前の小節には、3〜4拍目にかけて「チャッチャッチャッ♪」と3回和音の刻みが入っており、これはGm7のコードを基本形で弾いているのですが、最後の3回目だけ下から「A♭,B♭,D,G」の4和音になっています。
これは、ルート音をGとして並べ替えると「G,B♭,D,A♭」、つまりはGmに♭9thのテンションが入ったコードになりますが、こうしたアプローチはよくあり、メロディが長く引き伸ばされている箇所や休んでいる箇所に、合いの手的に挿入される場合が多いです。例えばある小節のコードがCM7の場合、CM7→F→CM7のようにFを一瞬挟んだり、CM7→C6→CM7のように7thの音を動かしたりするケースなどで、つまりは間を持たす為に音を動かした結果に生じる和音な訳ですね。

これらは偶成和音と呼ばれるものの一種ですが、今回のGm(♭9)といった♭9を含むキツめのテンションコードでも、音価の短い瞬間的な使用ならば強い緊張感は感じないでしょう。むしろコードチェンジ直前の良いアクセントになっています。

以下、駆け上がり部分のピアノロールです(最小グリッドは16分)

ピアノ
ピアノ


ブラス

<B>の1周目から入ってくるブラスですが、フレンチホルンの音色で2本入っているようです。装飾音が細かく入っていて想像以上に動いているようですが、他の音に埋もれてほとんど聴こえない箇所もありました。
<C>から<D>にかけてはシンセブラスの音も加わっており、音色的には所謂シンセブラスといった感じで特筆すべき点はありませんが、こちらもフレーズは細かく動いています。

以下、<B>のピアノロールです(最小グリッドは16分)

ブラス
ブラス


ストリングス

<B>の2周目からブラスに代わってストリングスが登場します。
パッと聴きは16分音符だけのフレーズに聴こえますが、ブラスと同じく、かなり細かい32分音符の装飾音が入っています。環境がある方は原曲のテンポを半分に落とすと聴こえやすいかも知れません。
<C>の前半はシンセブラスとユニゾンで動いており、途中から2声に分かれるようなアレンジになっていると思われます。
<D>のバックにも入っており、ここも細かい動きをしているようですが、特に前半の方が他の音に埋もれてあまり聴き取れませんでした。

以下、<B>のピアノロールです(最小グリッドは16分)

ストリングス
ストリングス


その他(シンセ類、マリンバ等)

<イントロ>のシンセパッドですが、所謂シンセパッドといったプレーンな音色なので特筆すべき点はありません。似たような音色を選び、ADSR(主にアタックとディケイ)を原曲に合わせて調整した程度です。

以下、ピアノロールです(最小グリッドは16分)

シンセパッド
シンセパッド


他に目立つシンセの音色としては、譜面にも記譜してある<イントロ>から<A>に入る直前と<D>から<A>にループして戻る直前の、かけ下りフレーズでしょう。これは、PWMを掛けた矩形波系の音色にレガートを掛け、適度にローパスとレゾナンスを入れています。
適当に流して聴いていると、2回とも同じフレーズに感じてしまいますが、実際は譜面を見て頂くと分かる通り、最初は6連符でG7sus4の分散和音(2拍目の最後は休符になっていますが、音源通りです)、最後はG(11th)の分散和音となっています。

<B>最後の<C>へ入る直前に「ホワッホワッ♪」という感じのS.Eの様なシンセ音が入っていますが、音色的にはベル系の音色にローパスをかけて丸くし、更にフィルターエンベロープのアタックを遅くする事でまあまあ似た感じになりました。よく聴くと<B>の後半を2小節かけてクレッシェンドしているフレーズなのですが、最も音が大きくなっているところ以外、殆ど聴こえないと思います。

以下、ピアノロールです(最小グリッドは16分)

ホワSE
ベル系S.E


<C>には、マリンバのような音と、「ピチュピチュ♪」したシンセ音のシーケンスが入っているように聴こえますが、未使用にしたトラックのフェーダーが下がり切っておらずに、薄ら音が漏れてしまった様なレベルなので、ヘッドホンで本当によく聴かないと分からないと思います。ただ、これはもう入っているのかどうか定かではない幻聴に近いレベルの音で、ディレイの音などが干渉した結果の実際には存在しないものなのかも知れませんので、あまりこのトラックに関しては信用しないで下さい。
因みに、オーディオファイルのピッチを-4し、更にスピードを半速にした時に気付きました。

以下、マリンバ(上)とシンセ音(下)のピアノロールです(最小グリッドは16分、シンセ音は一部ベンドでピッチを変えておりベンド幅は2でデータは下欄に表示)

マリンバ
マリンバ
SE最新
シンセ


<D>に入った瞬間に、高い音で「キーン♪」とインパクトを付ける為の音が入っています。オーディオファイルのピッチを1オクターブ落とすとよく聴こえるのではないでしょうか。
音色的には、オルガンの音をオクターブ(G音)で重ね、コーラスをかけてリリースを伸ばし、左から右へと2分音符の長さをかけてパンしたところ似た感じになりました。あまりハッキリとは聴こえないと思いますが、入れないとインパクトの強さが弱まります。


ベース

音色に関して特筆すべき点はありません。
レンジが広く使われおり、音階的な動きと分散和音的な動きがバランス良く含まれた良いラインだと思います。

以下、<イントロ>から<D>までのピアノロールです(最小グリッドは16分)

ベース
ベース


ドラム(パーカッション)

音色に関しては、原曲の音にそれなりに近い音を選び、ピッチを変更したりして調整しましたが、Studio Oneの付属音源ではドラムセットを個別の楽器毎にピッチ変更できないので、ピッチを変える楽器の数だけプラグインを立ち上げて調整しています。更にファインチューンでは対応できない大幅なピッチ変更が必要な場合は、ピッチベンドで音程を変えるという強引な手法を用いています。

全体的にハットのオープンがほとんど使われておらず、クローズだけでリズムを作っているのが特徴的です。途中でリムショットがちょっとだけ入っているのも面白いですね。
<A>以外にはパーカッション(コンガ)が入っておりますが、よく聴かないと気付かないかも知れません。


あとがき

乾坤の血族の解説を終わり、次回はVampire Killerと行きたいところですが、次回はCross a Fearです。

何故ならコピーしたのは、鎮魂歌、乾坤の血族、Cross a Fear、Cemetery、Op.13、幽霊船の絵、Slash、巣窟、獄幻界乱舞、幻想的舞曲、聖者の行進、Mary Sambaで、要するに過去作品のアレンジ曲を除くドラキュラXのオリジナル曲しかコピーしていないからです。本当は全曲コピーしたかったのですが、オリジナル曲だけでも膨大な時間とエネルギーを費やしたので、アレンジ曲までコピーする気力はありませんでした(Overtureは乾坤の血族と実質的に同じ曲なのでスルー)

またコピーはしたものの、ポップスの語法では分析しづらい為に、鎮魂歌、獄幻界乱舞、幻想的舞曲に関しては解説を見送ろうと思います。単純に生楽器が多く使われている為、Studio Oneの付属音源では再現しづらかったという理由もあります。要するにデータの出来が悪いという訳ですね。
しかし、Vampire Killerに関しては今回のドラキュラXの解説が終わった後にX68000版の解説をしようと思っているので、その時に機会を譲ります。X68000版のVampire Killerは、転調あり裏コードありと、コード進行だけ見ても分析しがいのあるリハーモナイズが施されており、個人的に最も好きなアレンジです。

最後に余談ですが、ドラキュラXで使われているドラム音源は主にAlesisのD4が使われています。これは自身が過去にD4を所有していた為に分かりました。また一部のシンセ類にはYAMAHAのSY77が使われているという情報を目にしましたが、そちらは定かではありません。
他の使用音源に関しても、詳しい方が居れば情報を頂けますと幸いです。

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