見出し画像

毎日3分! 「褒めノート」のススメ

noteを音声配信メインで使ってきましたが、今後は少しずつ記事も増やしてみようと思っています。
書きたいテーマは多岐に渡りそうな予感がしていますが、誰かが少しでも前向きになれるような記事を書き溜めていきたいなぁと思っているところです。

はい! その名も「ぺく☆ぺく通信」

さて、初回は何を書こうかと考えてみましたが、最近私が実践してみて、「これはいいかも!」と思っていることをシェアしてみようと思います。
実践してみると、毎日がちょっとHAPPYになるかもしれませんよ!

良い1日だったかどうかは寝る直前に選べる・・・!?

画像1

以前、別の記事でもご紹介しましたが、友人に紹介されて『0 Rei』という本を読みました(リンク先は上巻ですが、上下巻あります)。
3人の登場人物とAIの対話形式で物語が進むという、設定もとてもユニークで面白い本です。

この本から得た学びや気づきはたくさんありましたが、その中でも今日取り上げたいことが・・・『眠る前に「ホメメモ」を書く』ことの効果です。

本によると、人間の脳は昼間はインプットに忙しく、ひとつひとつの出来事が「どういう属性なのか」を分類できないそうです。
そのため、夜寝ている間に、昼間インプットしたことを潜在意識の中の「どのフォルダに保存するか(=どういう属性なのか)」を分類していくらしいんです。
つまり、「いい1日」だったか「悪い1日」だったかは、寝る直前に「選べる」・・・!
たとえ、その日に起きた出来事や事件がどれだけ「悪いこと」でも、です。

ビックリじゃないですか・・・?
私はとても驚きました。
良い1日かどうかだなんて、その日の過ごし方でしか決まらないと思っていたからです。

だからこそ、この本では、寝る前にその日に対する印象を変える(本の中では、「フォルダの偽装工作」とか「データラベルの捏造」とかと言われています)ことを主人公に対して勧めています。
そして、その方法として挙げられているのが「ホメメモ」なんです!

この「ホメメモ」の書き方は至ってシンプル!
寝る直前に今日の自分の「行動」・「決断」・「選択」を1つずつ褒めるだけ。

本の中に書かれていて、本当にそうだなぁと思ったことですが、物事の良し悪しは私たちの解釈によって決まっています。
たとえば、その日の目標にしていた勉強ができなかったとします。
この出来事自体に良し悪しはなく、「悪いこと」と解釈しているのは私たちであり、「(その分他のことをしてストレスを発散するなど)身体を休められた」と、良い風に捉え直すこともできますよね?

そんな風に、寝る直前に「ホメメモ」を書くことで、どんどんその日の出来事の解釈を変えていくんです!
ポイントは、「箇条書き」で「簡単に書く」こと、そして「楽しむ」こと。
たしかに・・・楽しくないと、長続きしませんからね!

毎日3分の「褒めノート」を2週間続けてみた! その効果はいかに・・・?

画像2

さて、本を読んだ私は、本に書かれていることが本当なのかを試してみたくなりました。
ということで、この「ホメメモ」、私は勝手に「褒めノート」と名付けて、2週間ほど続けてみました!

以下はあくまで個人的な感想ですが、総じてとても良いです・・・!

<感想>
・翌朝の目覚めが心なしか良い
・毎日着実に進んでいる実感が得られる
・日々の充実度が増した
・ご機嫌で生きられる時間が増えた
・意外と「できる」ことってあるんだと気づき、少し自信が持てるようになった

なんだか、毎日軽やかに生きられている、そんな日々が続いています。

私はもともと完璧主義で、”きちんと”できないと、なかなか自分のことを認められません。
「もっとできるはず!」と自分を追い込むあまりに、体調を崩したり、上手くいかなくて落ち込んだりすることがよくありました。
「できない自分」に目を向けがちだったところもあり、どこか自信なさげだったりもします。

もちろん、そのような部分が完全になくなった訳ではありませんが、少しずつ「(すでに)ある」ものに目を向けられるようになってきた気がしています。
そして、起こる出来事の捉え方も、以前と比べてぐっと前向きになったようにも感じています。
なんだろう・・・少しずつ「自分を受け入れていく」ような感覚でしょうか。

実際、私が参加している朝会(注:この素敵なコミュニティの活動のこともまたいずれ書きます!)で、本とともに、この「褒めノート」についてシェアしたところ、実際に本を読んで実践してくださった方がいて、その方も同じような効果を実感されたとお話されていました!

終わりに

ちょっと試してみたくなりませんか・・・?

本文にも書きましたが、「楽しむ」ことがとにかく大事です!
その上で、私なりの続ける工夫やコツをお話するとしたら、以下2つです。

1. 寝る前の予定の一部に組み込む
→新しくto doとして追加するとなると気が重いですが、毎日やっていることの中のひとつに3分だけ時間を付け足すのはどうでしょうか?

私は、前日にタスクをすべて洗い出してしまい、翌日の朝からすぐに仕事に取り掛かれた方が嬉しいタイプなので、もともと寝る前に、翌日のタスクを洗い出す作業をしていました。
その作業の一部に組み込むと、自然と定着していた気がします。

*じつは、以前にも「1日の中で感謝していること・できたこと」を毎日1つずつ挙げるということにチャレンジしていましたが、途中で忙しさにかまけ、挫折してしまいました・・・。
今回は「より良く仕事をするため」と仕事にも繋がるような形で続けられているのが良いのかもしれません。

2. 無理にポジティブに捉えようとしない
→ネガティブな出来事をポジティブに変えようとしても、寝る前のコンディンションなどによっては、どうしてもその段階では解釈が変えられないこともあります。
そんなとき、私は一旦その出来事は脇に置いています。

もちろん、先程の「良いこと」・「悪いこと」の分類を寝ている間に脳が行うと考えると、ポジティブに解釈してノートに書き留められればベストですが、ただ「できた!」にたくさん目を向けるだけでも、今までよりぐっと楽になっているからです。
「解釈を変えられなかった自分」という印象を残すよりは、まだ「他の”できた!”にたくさん目を向けられて、充実感を持って眠りにつく自分」の方が良いような気がしているから、というのもあります。
まだ完全には解釈を変えられない自分にもOKを出すという感じでしょうか。


ぜひ試して、続けて・・・自分なりに楽しみながら、少しでも前向きで軽やかに過ごせる毎日を過ごしていただけたら、とっても嬉しいです。
本の中で、2週間ほど続けていると、「勘違い力」がついてくると書かれていたので、まずは2週間チャレンジしてみてくださいね!

『0 Rei』の本は、他にも気づきがたくさんある本なので、気になった方はぜひ読んでみてください♫



サポート、お待ちしております♫ みなさんとともに素敵な”旅”を続けていく力にしていきます✨