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一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで。


すっかり道東も夏!
斜里岳は相変わらずどこ走ってもついてくるような感覚🌿
ふんわり、サラッとした風が吹いてる。

最近、職場でもプライベートでも人と離れる悲しさに直面しておいおい夏なのにお別れは初めての感情だよ、って感じです。
そうこうしてる間に季節は変わっていくし、
自分の生活も何だかんだネタみたいなことばかり溢れて記憶は上書きされて、今の切なさも忘れていく。いつの間にか、まあ仕方ないよね、と心のどこかで諦めがつくようになって大人になったのかもしれない。

でも、あ、良いな、この瞬間2度とないだろうな、って思ったこととか この人と一緒に居れて幸せだなあ、この人の言葉刺さったなぁって思う瞬間は覚えておきたいって思ってる。
たまに思い出して、そこから得られる養分みたいなのを肥やしに、あたしの人生は幸せだったって肯定しながら歩んでいきたいから記憶したい。
仕事帰りに先輩と農道走りながら星綺麗だねぇって話したこととか、北見の温度計が氷点下にいったら写真を撮る!って共通点がある人と話が盛り上がったとか、この夜になる前の時間帯いいねって言って屋上でハイボール飲んだこと、春先にみんなで飲んだ帰りにお前ら最高かよ!って肩組んでわちゃわちゃしたこと、季節が愛を育んで、刹那が尊くなる。

風来坊な自分にも、いつかまた誰かとお別れしなきゃいけない時期が来るのかもしれないけど北見に来てからは見送る立場がほとんどでやはり寂しさには慣れない。でも、本当に会いたい人には会いに行けばいいよね。
昔、一生会えないだろうなと思った人と数年ぶりに再会できた奇跡を思えば、
人生はドラマチックなことがふと舞い込むんだなぁと思うし、会いたいなら会いに行けばいいよ。どこにいたって、海を跨いで遠くにいたって、
会いに行けないことはない。本気出せば会える。
またどこかで必ず会える。


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