菜ちゃん

'99年生まれ / 道東暮らし🌿 / 田舎育ちの好奇心強めな臆病者の日記🦦 …

菜ちゃん

'99年生まれ / 道東暮らし🌿 / 田舎育ちの好奇心強めな臆病者の日記🦦 / 言語化のために書いてる✍️

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21歳 利尻礼文へ女1人旅。漏らした。ハプニング大歓迎の旅。

北の果てに行きたいという不思議な欲求を持ってる人は全国にわりといるのでは説。 かくいう私もその1人で、大学3年生の時に北の果てを目指して利尻礼文に行こうと思い立ちました。 旅に出る瞬間はいつも、平凡な人生を自分で捻じ曲げてやるくらいに思ってます(笑) 名寄市から稚内市まで車で3時間半。 平成17年製の愛車プレオがぶっ壊れないかヒヤヒヤしながらフェリー乗り場到着。 晴れている稚内は珍しく、いつも曇ってて彩度の低い街、という印象が払拭されました。 フェリーは礼文島に向かって出航

    • 冷凍庫に流氷が保管されてた

      せっかく道東に住んでいるなら冬の流氷観光は外せないですよねェェ?? ってことで、今年の冬通算10回ほど流氷を見に行きました! 流氷の分布が分かる「海氷図」を見て、紋別へ! 天気予報みたいで面白い! ガリンコ号に乗って出港!! この時は海外のお客さんが99%占めていました! ガリンコ号は最初はみんな船の客室から出て流氷を見るそうなのですが、終盤は寒くてみんな客室から優雅に流氷を見るそう。 何故か対抗心が湧き「絶対最後まで外におるぞ!」と意気込んでいました。(結局身体の芯まで

      • 【唐突】今日飲み会しよう!170km先の居酒屋まで行った話

        『170kmくらいなら会いに行きますよー』 前職時代は毎日100km以上運転するのはザラで移動の距離感はかなりバグっていたと思います。 それでも上には上がいて、ド平日に日帰りで500km以上運転して仕事してる先輩が居たり、 上司レベルになるともはや北海道を横断していたり本当にパワー溢れる方々が多い印象でした(運送業ではありません) 新入社員時代、一緒に働いていたチームは少人数でしたが北は利尻礼文島、南は富良野、東は知床、西は留萌エリアまでを担当し広範囲でした。(この範囲を

        • 18歳 北海道で1番人口が少ない村 音威子府で見つけたこと

          皆さんは初めて車でドライブに行った時のワクワクを覚えていますか? 私は車に乗り始めてから初めてのドライブが北海道で1番人口が少ない音威子府村へのドライブでした。 単純に、あの山の向こうにはどんな人が住んでいるんだろうと思ったからです。(進撃の巨人的な) 美深町に住んでいる年配の知り合いの方が「嫁いで初めて美深に向かう道中、この先本当に人がいるんだろうかと思ったの!」と仰っていたのを思い出します。道中は店は無く道北らしい山々が連なっています。 道の駅びふかに寄ると、スタッ

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          一度自分は死んだと思えば何でも楽しく思えるのかもしれない

          18歳の時に、夜の山奥でスリップして車ごと冬の川に放り落ちる寸前の単独事故を起こしました。 現場はガードレールが無い崖で、奇跡的に1本だけ建っていた視線誘導標に車が引っ掛かって川に落ちなかったのです。 視線誘導標も衝突した衝撃で斜めに曲げてしまったのですが、もしこの誘導標が無かったら冬の川に車ごと落ちて誰にも気付かれず本気で死んでいたと思います。 山奥というのも、当時人口50人程度しかいない山村に暮らしていて、町内から山村まで20km離れた街灯の無い山間部で事故が起きたので人

          一度自分は死んだと思えば何でも楽しく思えるのかもしれない

          大学を休学して興味ある事をするか、在籍して卒業するか

          20歳の時に考えていたことを振り返っていきます。こういう悩みを仮に自分の娘や息子から相談されたら何て答えるかなーという視点で書いてます。 まず、『休学しないと叶えられない夢なのか、 夢というのは自己分析しきれているのか』というのが着目点です。 わたしは大学2年生の時本気で休学しようか悩み、休学してスタートアップ企業のお手伝いやお金を貯めるためにバイトに全振りしたいなど考えていました。 ※スタートアップの仕事は大学から離れた地域に入り込まなければならない状況だったのである程

          大学を休学して興味ある事をするか、在籍して卒業するか

          大手企業からベンチャー企業に転職して感じたこと

          本日はベンチャー企業に転職して感じたメリットを中心にまとめます。 ◆「これが理想じゃん?!」と思えることの可能性を最大化できる ベンチャーは思想も比較的自由で、各人が思い付いたやりたいことをどうやったら実現できるか現場で実際にプレイヤーとして考えながら手探り感のある状況で動けるのが魅力だと思います。 やりたいことを構想する時間もワクワクしますし、とち狂うほどの情熱で溢れそうになる時は無敵ですし、色々と自由な環境であれば自分次第で夢を実現させる可能性を最大化出来るのではないか

          大手企業からベンチャー企業に転職して感じたこと

          25歳 未来にまったく希望が持てない期

          完全に道を見失いました🌪️ 仕事も、この先やりたいことも、道をどんどん断たれていく感覚です。少し足を踏み込んでみると、結局自分に責任を負う勇気なんてなくて周囲から非難されるのが怖いんです。全てを事前に対策する能力もバイタリティも無く、何かが起きた際に代表として受け止める覚悟も勇気も出ない臆病者だと実感します。守られた環境で伸び伸びしたいという甘えの気持ちが大きいです。 というか、当事者意識が持てません。 ずっと軸にしていた『地方に産業を産む』。そのための手段を変える必要がある

          25歳 未来にまったく希望が持てない期

          先輩がイケメンという理由だけで少林寺拳法部に入部し全国大会に出場した話

          少林寺で画像検索したらこんな画像が出てきましたw このシチュエーション何やねん。 華の高校生活!それまで地味な暗黒中学時代を送ってきたので高校ではチア部に入ってキラキラした生活を送るんだ!と意気込んでいました。 (実際に最初はチア部に入部してみたのですが周りとワンテンポ振りが遅れるので向いてないと思い1日で退部しました。退部届もしっかり書いてます。) 部活何入ろうかなァ〜とふらふら校内を彷徨っていたところ、当時少林寺拳法部の顧問だった先生に「格技場見学来て見たらどうだ」と

          先輩がイケメンという理由だけで少林寺拳法部に入部し全国大会に出場した話

          深夜のコンビニで出会ったおっちゃんの話 未来は美しくもないし絶望でもない

          コンビニで深夜帯のシフトに入っていた時の話。 当時は、毎日コンビニでレジを打っているうちに夢の中でレジを打っていたり、ドアが開く音が空耳で聴こえたり、休憩中の食べ物も基本的に働いてるコンビニで買って食べるので身体がコンビニの食品で構成されている感覚になっていました。 コンビニは24時間、規則正しく動いていて正常化されている場所なのかもしれません。トラブルが起きてもまた何事もなかったかのように機会的に、毎日まいにち動いていきます。 深夜から朝方にかけてのコンビニは、世界が寝

          深夜のコンビニで出会ったおっちゃんの話 未来は美しくもないし絶望でもない

          千と千尋体験がしたくて岐阜下呂温泉にバイトしに行った話♨️

          ここでお伝えする千と千尋体験とは、 ・全く知らない土地に飛び込み温泉旅館で働きながらその土地の文化を知り、生活に馴染む というものです♨︎ 大学2年生の時に、リゾートバイトで岐阜県の下呂温泉の老舗旅館へ仲居さんのバイトをしに行きました。 日本三大名泉の地ということで、せっかくなら歴史のある地がいいなと思いダーツの旅的な決め方で下呂へ。 当時はお金もなかったので、働きながら旅をすれば一石二鳥では?くらいに思っていたのも事実です。北海道を飛び出し、全く知らない、どこだそれ!!と

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          何となく不調の特効薬は好きなバンドのライブへ行くことかもしれない

          最近、何をしても楽しくないわ、やり甲斐は感じないわ、平凡で穏やかな生活が何となく嫌だわ、だからと言ってどこかに行く気力も沸いてこないわ状態でして。地味に眠れない日が続き連勤で身体も疲れていてメンタルも不安定。ちょっとした一言が気になったり、原因不明の気分の落ち込みが続きいわゆる"何となく不調"でした。 そんな時、高校時代の友達から『マイヘアのライブ行かない?』と突如誘われ、『行く‼️』と即答。 MyHairisBad(ロックバンド)は昔から好きで大学時代はよくライブに行って

          何となく不調の特効薬は好きなバンドのライブへ行くことかもしれない

          23歳 北海道知床ウトロには人の手では制御できない自然があると知る

          北海道知床ウトロ。 この地に2年通って感じたことは、知床には人の手では制御できない自然があるということ。 世界遺産の知床と言うけれど、実際に行ってみたら街中は比較的静かな旅館街になっていてセブンイレブンとセイコーマートが道路を挟んで隣同士に建っている小さな街。(ちなみに生活用品が買えそうなのはこの2店のみ。) 斜里方面→ウトロ市街に入った瞬間に、縦にダイナミックな崖や大自然が現れ空気が変わります。 トンネル付近は携帯の電波も微弱で、別世界に吸い込まれて行くよう。 そう、

          23歳 北海道知床ウトロには人の手では制御できない自然があると知る

          バイトを30種類以上経験した結果得た学び

          ①バイトはお試しで業界を覗けるチャンス 高校3年生から社会人3年目(25歳)に至るまで 様々なバイトを経験してきました。 短期・単発バイトかつ肉体労働系が多いのですが、気になる業界に飛び込める&職種を体験できるというのはバイトならではの醍醐味だと思っています。 工場、飲食、観光イベント系、農業、小売、夜職、着ぐるみ、足のかかとの水分を計測されるバイトなど…多岐に渡って貴重な経験をさせていただきました。 北海道の田舎に住んでいたので美容アパレル系の華々しいバイトやインターンの

          バイトを30種類以上経験した結果得た学び

          24歳、安定か挑戦か悩む。

          もうすぐ25歳になる訳ですが、 なんだかこの年齢は人生の岐路に立たされているような気がしている。 仕事も慣れてきてこのまま淡々と仕事をこなしていける段階になってきたけど、新しいこと(転職とか起業とか旅、遊び)をするなら若いうちだよなぁ〜、とか、今の安定してきた生活を続けたい気持ちとこれまでやりたいと思ってたけど気持ちに蓋をして出来なかったことを思い切って叶えてみるか?の2つの気持ちがせめぎ合ってる🌀 仮に旅に振り切ったとして、その先で何するべって感じだし、旅なんかをしてる

          24歳、安定か挑戦か悩む。

          20年後に消滅するこの世の果て『野付半島』に行った話

          キンと冷たい空気に包まれた11月に、この世の果てと呼ばれる野付半島に行きました! あと20年後には消滅してしまうみたいなので、 本当にこの世の果てなのかもしれません。 野付半島には荒野がただただ広がっていました。 人はもちろん住んでいません。 終末期世界。 ここまで果てしない光景に 自然への畏怖の念が生まれます。 人が居ないって怖いんですよ。 まして、以前人が居たであろう形跡があるのに 今は息遣いの欠片も感じることができない空虚感は凄まじいですし、幽霊すらいないんじゃな

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