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無意識に惹かれるものの裏にあるルーツを探る

もしゃこです😋

前回、『東京藝大美術学部 究極の思考』のレビューを書きました。

この本は東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業生の受験エピソードなんかも入っていて、

大学受験で浪人した私からするとそういう人のストーリーにはどうしても感情移入してしまいます。

かくいう私自身体育系の学科出身で、一般的な学部の入試とは少し異なる世界の受験をしてきました。

しかも小さい時から法学部とか、経済学部とか、工学部のような一般的な学部の大学に行くことには全く興味がわきませんでした。

なので藝大のような特殊な環境の大学受験ってどうしても気になってしまうんですね。


でもそれって何でだろう・・・?

と紐解いたときに、やっぱり出てきたのは両親の存在でした。

私の両親は同じ大学の教育学部出身で、

父・・・体育専攻。今は定年後の再雇用で公立高校高校の体育教師。

母・・・音楽専攻。でも教員じゃなくピアノの先生になりたかったので普通に就職し、父と結婚。私と弟が小学生になった頃に自宅でピアノ教室を開業。

という両親のもと育ちました。

なので小さいころ水泳など小学生がやるような一通りのスポーツは父が教えてくれたし、

気づいた時には母からピアノを習っていました。

性格も体格も父親に似た部分が多かった私は

指だけで演奏するピアノは全く面白くなくて、

全身で動くスポーツの世界にどっぷりハマって生きてきました。

そのため母に似た部分なんてないな~、なんて思いながら生きてきました。

その上クラシック音楽は小さい頃から母のピアノで死ぬほど触れてきたから大嫌いだと思ってきたけど、

(何度も何度も同じ旋律を弾き続けているのを聴くのがどうしても苦痛だった)

JPOPで好きな曲は必ずといっていいほどピアノの旋律が印象的だし

ロックみたいな激しい音楽よりもジャズのような管弦楽器を使ったテイストの方が好きだし

宝塚の生オーケストラを聴くとたまらなくテンション上がって大好き。

それってやっぱり、小さなころから触れてきたからこそ

無意識に慣れ親しんでいて、心惹かれてしまうのだと思うんです。

そして何より、弟の結婚式で母が演奏していたピアノの音色が

とてつもなく美しかった。

ピアノって、人によってこんなに美しい音色を奏でることができるんだと心から感動し、今でも忘れられません。


そんな風に紐解いていくと、

自分と母の関係性や影響から

今の自分の悩みへの答えが見えてきました。

次回はそれについて書こうと思います!






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