若者が出世を拒むのは、お金がなくてもそこそこ幸せに暮らせる時代になったからだ。

表題で結論出ちゃったんだけど今ってあらゆるサービスを安く享受できるから、贅沢言わなければ最悪バイト程度でも割と満足度の高い暮らしができるのよ。上京してきて三畳一間の貧乏暮らしを謳歌してる若い子が知人にいるけど、日本が衰退していくのが目に見えてて、打つ手もないし自分が日本を変える義理もないから無責任なバイト生活で日本が滅びる様を眺めてそして死んでくだけでいいって言ってるw

あと別の視点で言うと会社に勤めて出世する以外に個人でカネ稼ぐ手段が増えたし、そういう情報にアクセスするのも比較的容易になったので、ちょっと人より努力すれば「抜け道」を通ることができる。そういう事情もあって、出世欲がなくなったのもある。本業の働き方をほどほどに抑えて20万ぐらい貰いながら足りない分は副業で稼ぐっていう子が普通にいる。

で、副業でスキルが身についてくるとそっちの収入が指数関数的に増えたり人脈などの無形資産がついてくる場合もあって、優秀な子ほど副業をきっかけとして本業をやめていく。これは最初に述べている「お金がなくてもそこそこ幸せに暮らせる」こととも繋がっていて、贅沢さえ言わなければ気楽に暮らす方法が結構あるので、出世のメリットが相対的になくなってきている。もっと言えば、労働の価値そのものが下落している。

ただ世の中には2種類の人間がいて、それは会社で成功する人と起業して成功する人なんだけど、前者は普通に会社で出世していくルートを取ったほうがいい。会社員は会社のリソースを使えたりいざという時に責任を会社が取ってくれるというメリットがあるので、決められたルールや環境の中でこそ真価を発揮できるタイプの人はそっちで勝負したほうがいい。

オレは社会不適合者で働く意欲もさらさらないので抜け道を往く。

じゃあね。

https://maidonanews.jp/article/14693206?page=2&ro=14693206&ri=0

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?