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MARIKOコラム

東京スタッフのMARIKOです。
個人のお仕事で、奄美大島に行って来ました。

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着いたらまず奄美大島で「立神(たちがみ)」と呼ばれる巨岩にご挨拶に行きました。
立神には神様が最初に立ち寄ると言われ、古(いにし)えから信仰の対象とされてきたそうだ。

そしてすぐに水着に着替え(20年ぶりくらい)海に浸かって、一回ゼロにするというか、ドロっとしたマイナスのエネルギーを海に流しました。

だって海には浄化の作用があるから。

ラムネのビンみたいな色した海の水には、時間を忘れてうっとりした。
体の力を全て抜いて波のユラユラに身を委ね、お魚にも話しかけた。

「ずっとここにいたんですね」とか「もしかしたら一度お会いしてたかもですね〜」とか、心の中で声をかけ続けました。

ゆーっくり旋回してきて目が合ったんです。
しばらく見つめ合っていたんです。心が繋がった瞬間もわかった。

あなたの方からはこちらの様子はどの様に見えているんでしょうか?
なんだか本当にすごい時間だった。

日暮れどきや朝には、空と海が一つの色になってゆく様子を、ただただ眺めるのもそりゃぁ素敵だった。景色と空気だけで、十分すぎるほどに満足。

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旅先では起きる事全部、ドラマになってくれる。
降ってくる事柄を面白がることができる。
そうして想定外を味方につけることも、私が理想としている日常。

中心街を離れたビーチや逞しい大地を見て、その合間にお姉ちゃんにドライブに連れて行ってもらって、なんども住宅地の間を縫うように車を走らせました。

そうやってそこに住む人も含めて暮らしぶりを見た時、この旅行中に初めて、自分の暮らしに目が向きました。
普段の暮らしの中で何を意識すれば、自分にも人にも優しくできるのか。
何を意識すれば、心穏やかで己の感覚を信じる事が出来るのか。

いつも感謝を忘れないこと。自分が感謝してハッピーな気持ちでいると、その気持ちが広がってシェアできる。
そして、もう一つ奄美に教えてもらったこと・・・

「自分が必要だと感じて、自然とやっていることって意外と理にかなっている」

今回奄美に住む友人が私がやっている「ペットコミュニケーションケア講座」を
是非、自分の仲間にもと、開催を決定してくれて私を奄美に呼んでくれた。
そのことを通して、
目に見えないものを視ることや感じることの素晴らしさや尊さを、多くの方に知ってもらう。
まずは東京からは遠く離れた奄美大島の皆さんに感じてもらう事が出来たかなと思う。

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人生は短いから受け入れることも大切で、自分に優しくできれば、人にも優しくできる。そんなことを奄美大島の大自然と心穏やかな奄美の皆様を通じていつも以上に、そして改めて感じました。

普段の日常とはかけ離れた景色を味わっていた数日間。
その地にも、もちろん暮らしがあって、一人一人の選択の上で成り立っていることを感じ、旅の密度がぎゅっと上がったように思います。

奄美から東京に戻って朝目覚めたときには、
カーテンを開けて愕然とした。。。あの景色や空気はここには少しもない。


でも、身近に海がない代わりに、ガサガサした気持ちは空に流す事にしよう。

そうやって自然の力を借りながら「まあいっか」と今日も少しだけ、できなかった自分を許す。これは私にとって大きな大きな気づきでした。
頭ではわかっていて言葉にはしていたことだけれど、心の奥の方にストンと腑に落ちた瞬間を認識したのです。

次はPejyoのスタッフの住むところで、この感覚を感じてもらえたら嬉しいなと思いました。
待ってろよ、新潟!
待ってろよ、広島!

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