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習慣化とプロジェクト管理はまったく別の時間術です

こんにちは。ペイフォと申します。

タスク管理について、ずいぶんといろいろな書籍をあたったのですが、用語の理解がごちゃまぜになっていて、それを整理するのにとても時間がかかりました。今回はそれについて書いてみます。

習慣化について

ルーチンとか、ルーティーンとか、習慣とか、いろいろな言い回しがありますが、だいたい衣食住みたいな、生活を維持するための活動、掃除洗濯家事全般、身だしなみとか、そういう諸々を、いつも決めた通りにやろうとするのを習慣化といいます。

例えば、睡眠時間が不定期、夜遅くまで起きたりして睡眠時間が十分にとれなくて、昼寝を挟んだり、土日にまとめて寝ようとして月曜日までに睡眠のリズムを崩すようなタイプが、習慣化の時間術を学ぶ必要があります。たぶん、遅刻をするのも、こういうタイプだと想います。

自分は発達障害なのですが、この習慣化がとても難しかったりします。
しかし、時間術を説く本によっては、習慣化は出来て当たり前、みたいな本もあったりします。

本に書いてあることをこなすのに必要な、前提にある能力が、比較的高い水準の場合、発達障害の人にとってできなくて挫折感を与えることになりがちです。


プロジェクト管理について

自分は基本、ぼっちなので複数人でスケジュールを合わせることはしないのですが、スケジュールを合わせるためのスキル、プロジェクト管理による時間管理も参考になるかと独学しました。

GTDとか、他人に回すタスクなんて、そんな他人はいません、とか思ったりするのですが、人間は得手不得手があるので、得意な人にタスクを任せると上手くいく場面とかあるのでしょうね。

プロジェクトというのは、目標があって、それに向かってタスクを行い、達成することを念頭に置いており、習慣化とは別のアプローチが必要になります。


タスク管理について

タスク、というと、ルーチンに対しても、プロジェクトのタスクに対しても、タスク、という同じ用語を使うことがあります。この辺はたぶん統一されてないでしょう。

どの程度の工夫をすればルーチンができるか、プロジェクトができるか、それは個人の能力がグラデーションになって、少しずつ差異があります。

最終的には、本人にとって最適な分解の仕方でタスク管理をするのが望ましいのです。

どれくらいの大きさの粒度で分けるかは試行錯誤で本人が見つけるしかないです。


能力のギャップとビジネス書の関係

いいですか、ビジネス書を書ける人は、少なくとも計画的に章立てをして、論理的に文章を一定量書く事ができる、有能な人と判断していいのです。

読者は、できないからこそ、ビジネス書によってそのスキルを得ようとしているのです。スタート時点で、時間管理についての能力のギャップがある、ということです。

できる人は、時間の概念が発達していると考えられます。できない人は、時間の概念に曖昧なところがあり、それを分解して理解できてないからこそ、使い分けることができない、と推測します。

時間関連の言葉の使い方が違うと、正しく伝わらないことになります。

最近よく聞くようになった、タイパ、タイムパフォーマンスについても、考えが違うかもしれません。

まとめ

まとまってないですが

  • 習慣化でつまづいている人がいる

  • タスク管理は習慣化とプロジェクト管理の両方にまたがる用語である

  • 本を書いた人は習慣化もプロジェクト管理もできる人からの目線で書いている

  • タスク管理で躓いている人は、どちらのタイプか分からずに本を読んでいる可能性がある

以上、習慣化とプロジェクト管理についてでした。


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