【自己紹介】私が一人旅したきっかけ/30代ライフステージの変化から“旅行する友達がいない”事態に
はじめまして。pei-cow(ぺいこー)と申します。
私はIT企業で働いている31歳で、東京の端っこのほうで夫と二人で暮らしています。
2023年の11月、私は人生で初めて海外一人旅へ行きました。
行き先はニュージーランド、帆の街・オークランドです。
一人行動が苦手で、「旅行は誰かと行かないとつまらない!」と思っていた私がなぜ一人旅をすることになったのかを書いてみようと思います。
"人と共有したい"20代の旅行観
1番最初に海外に行ったのは中学2年生の時。
中学校の短期留学プログラムで2週間ほどカナダへ行きました。
その時、漠然ともっと色々な国を旅したい、
海外の人と交流したいと思うようになりました。
今思えば本当に良い経験をさせてもらったなと感じています。
その後も大学生の時にオーストラリア、
社会人になってハワイ、香港、ロンドンとお金を貯めては友人と海外旅行へ行っていました。
コロナ前まで、毎年1度は海外旅行に行っていたと思います。
基本的に何事も“人と体験や感情を共有したい!”と思っていた私。
旅行には必ず友人と行き、ご飯を食べて「美味しいね!」と言い合ったり、観光名所で同じポーズをとり「はい、チーズ!」と言って写真を撮るような、そんな「旅行観」を持っていたような気がします。
旅行に行ってくれる友人がいなくなる30代
20代後半に差し掛かってくると、友人の結婚ラッシュが始まりました。
(私自身29歳の時に夫と結婚したのですが、私夫婦には子供がいないため、ある意味大人2人で気楽に過ごしています。)
結婚後1~2年以内に出産した友人が多く、30歳を迎える頃には周りの友人は子育て真っ最中という状況でした。
コロナも明けて、ようやく念願の海外旅行に行ける!とわくわくしていた私も待ち受けていたのは、海外旅行に行ってくれる友人がいないという悲しい現実だったのです。
海外旅行に行く友人の“貴重さ”
ちなみに「結婚しているなら旦那さんと行けば?」と思う人もいると思いますが、残念ながら夫は海外旅行が大の苦手。
一緒に海外旅行には行ってくれませんでした。
同じような理由で、友人の中には独身や既婚子無しという人もいるのですが、
そもそも海外旅行が好きである
休みの予定が合う、もしくはスケジュールの都合がつく
海外旅行できるくらい仲が良い
といった条件が揃っていないと、一緒に海外旅行に行くというのは本当に難しいのです。夫婦でも合わなかったのですから(笑)
ということで長々と「なぜ一人旅をしたのか」という理由を書いたのですが、私は自分を変えるためとか30代からの新たな挑戦とかそんな大それた理由で一人旅をした訳ではなく、
単純に30代になって海外旅行に行ってくれる友人がいなくなってしまったので、仕方なく一人旅を始めたという理由なのです。
勇気の出ない私の背中を押してくれたきっかけ
ちなみに、一人旅をしよう!という決断するまでも長い時間がかかりました。
YouTubeなどで「女ひとり旅」のコンテンツはよく見ていましたが、
どの方も海外旅行慣れしてそうだし、勇気もあるし、自分には無理そうだなと思っていました。
先ほども書いた通り、私は何事も人と共有したいタイプ。
友人との海外旅行は今後いつ行けるかわからない中で一人旅という選択肢は頭の片隅にはありましたが、
行ってもつまらなそう、寂しそうという固定概念から抜け出すことができませんでした。
一人旅・・・気になるけど勇気が出ないし、何だか怖い、一人行動が苦手な私が行っても面白くないのではないかと。
どうしても勇気が出ない私の背中を押してくれたのは、とても些細なきっかけでした。
それは2017年に放送されたアメトーークの「ひとり旅芸人」。
これ覚えている方いますでしょうか?
私はこの時社会人2~3年目くらいだったのですが、
この回でゲストの眞鍋かをりさんがおっしゃっていたことを突然思い出したんです。
この回は印象的でよく覚えていたんです。
特に「いつか行けるかなと思っていたら行けないうちに死んでしまう」という言葉。
20代前半だった当時は(失礼ながら)何も思わなくて、
私は一緒に行ける友達がいるから関係ないと思っていたんですよね。
ですが、30代になった私はこの言葉に今更ながら強く心動かされたんですよね。
そうだよね、自分が行きたいなら自分だけで行けばいいじゃんと。
悶々としていた気持ちがスッと楽になったような気がしました。
夫にも一人旅をしてみたい気持ちを話して、背中を押してもらえたことでようやく決心がついたのでした。
次回は女性一人旅で熟考した一人旅の行き先。
行き先の候補や条件について書いてみようと思います。