コーヒーブレイク

最強のパートナーにして、最大の敵。それは”自分”という話。

 仕事もプライベートも充実するカギとなる「パートナーシップ」に特化したコーチング&トレーニングを提供するHOSUが、皆さんがパートナーシップでより大きな結果を得られるように、いろんな切り口で投稿しています。

 noteマガジン「パートナーシップを磨く」連投75日目。

 今日は、とある人から投げかけられた次の問いに取り組んでみて、発見したことのシェアです。

 「相手があなたのことをパートナーだとみている人はだれ?」

 わたしの場合は、家族、コミュニケーション分野の師匠、講師仲間、クライアント、依頼主、連載メディア担当者、連載読者、取引銀行、通信会社、保険会社…等々、いろいろと浮かんできました。

 その中で、ふと「自分は自分のことをパートナーとしてみているだろうか?」が湧いてきました。

 自分のやりたいことを一番知っているのは自分ですが、アタマの中で交わす会話には、望みを叶えようとする自分と、それにブレーキをかけようとする自分が現れることって、ありません?
 望みを叶えようとする自分は、最強のパートナーになるけれど、望みにブレーキをかけようとする自分は、最大の敵になっている。

・どうせ、無理よね
・たぶん、続かないよね
・向いてないんじゃないかな
・めんどうくさいな
・嫌われたらどうする?
・覚悟がいるよね

 やりたいことがある時に、こんなこと言ってくる人がいたら、パートナーにはなりたくないですよね。
 そんな相手が、「チーム自分」の中にいる。頼りにしたいパートナー(望みを叶えようとする自分)のすぐ横に、この難敵も座っている。しかも、この難敵は、ミーティングで決定したことを、あとから登場してキャンセルしたりする。
 こんなやつが、リアルなチームにいたら、相当面倒なメンバーですよね(笑) 排除したくなりますね。職場なら、相手を辞めさせるか、自分が辞めるか。夫婦なら、離婚して家を出て、連絡先を削除するってところかな。

 でも、「チーム自分」の中からは、排除できないですね。
 排除しようとすればするほど、ブレーキをかける自分に足を引っ張られたりするでしょう。逆に、排除せずに、「そんな自分もいるんだと、ただ認める」と、ブレーキをかける自分に引っ張られない状態をつくることも可能なんですよね。
 この「ただ認める」というセンスを知らない人が苦悩している姿をみると、歯がゆさを感じるんです。まぁ、だから、パートナーシップトレーニングプログラムの中にもトレーニングメニューとして含んでいるんですけどね。

 今回の問いから派生した探究は、「排除するんじゃなく、むしろ存在させるというアプローチの、最高の練習場が、自分自身の内面なんだな」ということでした。また、別の機会に、ここらへん、掘り下げてみますね。

記事に価値があると認めてもらえることは、何より嬉しいですし、とても力づけられます。いただいたサポートはパートナーシップの価値が大きくなる使い方につなげます。