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目の前の現実を変えるために必要な「7つの知性」 田坂広志さん


田坂さんの公演動画をもう1本みました!

目の前の源ん実を変えるために身に付けるべき「7つの知性(思想・ビジョン・志・戦略・戦術・技術・人間力)」について語られています!


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7つの知性とは?


戦略
戦略は、戦いを省くと読める。部下の命(時間)を預かる上司は集中する部分を考え抜き戦略を決めなければならない。無用なことに部下の時間を投入させてはならない。

私自信、戦略とはストーリーを立てて、達成したい事象への道筋を示すことだと考えていた。なので、戦略という言葉に、"省く"の要素が入っているという解釈は新しい見方だった。また、部下の命を預かっている自覚と覚悟がまだまだ足りない気持ちになった。



戦術
戦略の実行段階から戦術思考に入る。戦術では固有名詞で考えを進めていく。想像力が必要。人間と組織にどれだけ熟知しているかが重要。

現実の物事を動かすには、「営業の田中さんにこれを頼んで、自分の部下の鈴木さんにはこれを任せて、、」という風に固有名詞のレベルで行動する必要がある。想像力をフルに活用して、どうすれば滞りなく戦略を実行していけるのかを考え抜くことが戦術になる。
戦略と戦術の言葉の使い分けが明確になりました。



技術
あえて1つ挙げるならコミュニケーション能力。話は8割が言語外のもの。最初の5分、次の5分、さらに次の5分、、の繰り返しで聴き手を惹き続ける必要がある。
多重人格を堂々と自分の中に育てているか?

これだけスピーチをうまくされる田坂さんでさえ、コミュニケーションは修行中と仰られている。私は普段、人と話していると顔が恐いと言われたりするし、あまり表情が変わらない(らしい)。自分自身のコミュニケーションが他人からどう見えているのかを知り、カイゼンし、現実を変える力をパワーアップ!



人間力
技術を極めた先に、人間力を磨くフェーズが来る。操作主義に陥ってはいけない。

謙虚が大切だと感じた。人様を操作する、例えば「部下に〇〇をさせるには、、」とか「お客に〇〇を買わせるには、、」などの考え方は言語道断。



ビジョン
時代の変化や社会の変化を追い風に出来ているか?を読み取れる知性。

自分がビジネスしている業界はもちろん、経済の流れ、文化の変化、社会の流行などにもっともっと興味を持ち、世界で何が起きているかを把握する。情報収集の大切さを再認識。



思想
- ヘーゲルの弁証法は単なる思想でなく役立つ。例えば「事物の螺旋的発展」は古く懐かしいものが1段発展して戻ってくることで、インターネットの世界がまさにそうなっている。
- マネタリー(貨幣)経済からボランタリー(関係、評判、信頼、文化、共感、知恵の6つの資本が動く)経済へ。これも事物の螺旋的発展の例。
- 複雑系が発展していくと生命生となり、バタフライ効果が発生する。自分でゆらぎを生み出す力をもてているか?
- 知恵を借りる関係資本をどれだけもてているか?

知恵を借りる関係資本が持てているか?という問いは自分にとっては耳の痛い話であった。自分もお返しできる価値を提供できる人間であらねば。



すばらしい志をもった人と共に歩んでみたいのが人間である。命を使うと書いて使命と言う。

田坂さんのお話は必ず、使命と志で締めくくられますね!自分のこの命を何に使おうか、、


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田坂さんの謙虚さと自信と知性が画面越しにひしひしと伝わってきました!!!!

書き起こしも用意されているみたいなので、文章で読みたい方はこちら!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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