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歯車が合う感じ

2024.07.10
ぺぎんの日記#97
「歯車が合う感じ」


昨日の日記をサボった理由
「何もかも上手くいかなかったから」

学祭の準備となると、まぁ上手くいかないこともたくさんあるわけで。

昨日はどうも、全てが空回りしている感じがした。いや、回ってはいたのか。歯車が噛み合って、クルクルと回り始めたはいいものの、途中でいきなりガコッと噛み合わなくなり、中途半端にバランスを崩す感じ。

想定外に想定外が重なる。
自分が想像しきれていなかった部分、不可抗力、周囲の人の想像力の欠如。
補おうとすればするほど、力をかけるほど歯車が外れ、そのたびに行き場のない怒りに支配される。

噛み合っていたギアが、力がかかると変形し、外れるときのあの気持ち悪さ。歯を食いしばって、そういうものだと、今日はそういう日なのだと割り切って、なんとか昨日を切り抜けた。

そんな昨日に対して今日。

今日は、なんだか逆に歯車が妙に噛み合った。想像していたことが、想像していたような、もしくはそれ以上の結果になる。もちろん想定外もたくさんあったけど、想定内の想定外って言って伝わるかな。「こういうことも起こるよね〜。リスクマネジメントはできてなかったけど」っていうようなトラブルしか起こらない。

きっと、今日は歯車がたくさんあったのだと思う。昨日、私一人で動かそうとしていた歯車に、みんなが自分の歯車を合わせてくれる。

私が回そうとしている歯車を直接回してくれる歯車もあれば、私の歯車を回してくれる歯車もある。径が小さい人は、地道に、パワフルに歯車を回す。径が大きい人は、スピーディーに、テクニカルに歯車を回す。
私も、誰かの歯車を回す。間接的でも、直接的でも。

たくさん繋がっていれば、どれか1つが空回ったって、きっとずっと回り続ける。

昨日は誰とも繋がりたくなかったけど、今日はもっとたくさんの人と繋がっていたい。
そう思った。この気持ち、これからも大事に抱えていたい。


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