物質主義から脱却したいなら、広告とはさよならしたほうが良い。


生きづらさを克服するにはお金を使わないのが手っ取り早い

世の中は生きづらい。

結局トリクルダウンは起きてないし、物価インフレがじわじわボディブローのように効いてきたところでの、消費増税。

キャッシュレス還元や、楽天をうまく使うようになって増税分は軽くポイントでカバーできるようになったけど

やっぱキツイもんはキツイ。

この世の中は、「庶民にお金を使わせる事」で成り立っている。

うちにはもう5年ほど前からテレビが無い。壊れてから買ってないだけで、特別な意味合いはない。

ブラウザには、Adblockが入ってるし、スマホでもBraveというブラウザを使っているから広告にふれる機会がすごく少ない。

広告を聞くのはラジオくらいだ。

実家に帰って、テレビの広告の多さに驚いた。

父親は新聞のチラシを見て、「あれがほしいコレがほしい。でも、金が無い。」とぼやいていた。

アホくさく見えたが何も言わなかった。

物質主義も一つの思想だと思っている。

思想とは、自分で意識的に定義するものと、他者から与えられるものとがある。2つは明確に分かれているわけではなくて、ぼんやり2つが入り混じって、自分の思想になるんだと思うけど、それはさておいて。

物質主義に埋もれた人に「金がないなら、モノ買わなきゃいいだろ」と言った所で話しが通じない。

同じように。

車なんかいらないとか、新作ガジェット買うなとか、女遊びするなとか、酒なんかのむな、タバコなんて吸うな。

全部同じで

相手が思想に染まっている場合、何を言っても、「それがないと人生楽しくない!」と返答されるのがいいところ。

そもそも他人の人生だし。好きにすればいいと思う。

金がないなら使わなければいいだけだし、お金は汎用性が高い上に、生活に密接してるので、使わないと楽に生きていける。

この原理はあまり理解されていない。

現代人は、心のどこかで湯水のように金を使ってみたいらしい。

キリがないのに。

自分で自分を定めるための指針を持たなければ、一生お金の奴隷だ。

老師やエピクロスのように、人生に多くを求めるより、目の前のもので満足するのがよいと言う金言を残してくれている人がいても

それは人々には届いていない。

AIに支配されるのが怖い…とか言いつつ、活動量計をつけて自分の睡眠や運動記録をすべてデータ化して、それを元ネタとして悩みを膨らませるのだから、現代人は厄介だと思ったりもする。

ただ目の前の事に満足していれば楽に生きていけるのに。

不思議なもんだと思うけど

これも広告様の賜物なんだろう。

若者よ、You Tube見る時はBrave使え。

金が足りなくなって、無限の欲に頭を悩まされて生きていく事になりたくないのなら、広告とはさよならしておいたほうがいい。