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漢方茶の学びはじめ

食薬 食材と生薬の両方で使用できるもの。漢方薬の原料であり、食品として一般の人でも手に入れられるもの。(上記写真) これらを使って、その人にあったお茶をブレンドしていくことを学びます 緑茶は不発酵のため涼性(からだの熱を冷ます効果、寒性の方が冷ます効果大) 紅茶は完全発酵のため温性(からだをあたためる効果)

    • 土鍋で作る玄米水飴グラノーラ

      • 晩秋から冬の食べ方

        晩秋から冬の食べ方(12月中旬〜2月中旬) 冬に合う食べもので象徴的なのが、もち米をついたおもちではないでしょうか。 陰陽の法則をちょっと思い出してみてください。陰は陽を引きつけますから、陽に陽を加えるより、陰に陽をプラスしたほうが、結果的に陽性度は高まることになります。 つまり、うるち米に比べて少々陰性のもち米に、「つく」という陽の力を加えると、炊いたご飯より陽性度が高くなるというわけです。 しかも、もともとの陰の力も失われていませんから、縮こまりすぎた内臓や細胞を

        • 冬は天地の陽気が閉じかくれ、人の血気の収まる時である。 心気を落ちつけて、外に出さぬようにしまっておくがよい。 暖め過ぎて陽気を外に漏らしてはいけない。上気させてはならぬ。 衣服を暖めるのも少しにしておく。熱いのはいけない。厚着をしたり、火気でからだを暖め過ぎてはならぬ。 熱い湯に入浴してはならぬ。 力仕事をして汗を出し、湯気を泄らしてはならぬ。 貝原益軒 養生訓 松田道雄訳 より

        漢方茶の学びはじめ

          もしもおまえが、 枯れ葉ってなんの役に立つの?ときいたなら わたしは答えるだろう、 枯れ葉は病んだ土を肥やすんだと。 おまえはきく、 冬はなぜ必要なの? するとわたしは答えるだろう、 新しい葉を生み出すためさと。 おまえはきく、 葉っぱはなんであんなに緑なの?と そこでわたしは答える、 なぜって、やつらは命の力にあふれてるからだ。 おまえがまたきく、 夏が終わらなきゃならないわけは?と わたしは答える、 葉っぱどもがみな死んでいけるようにさ。 ナンシー・ウッド著 今日

          芽吹きの春に向かって生命力を蓄える季節である冬。 五行では水に属し、五臓は腎が関係。日照時間が短くなり、暗い時間帯が長いため、気分が落ち込みやすい人も少なくないでしょう。そんなときは、太陽の明るく暖かな日差しを感じさせるマンダリンの精油で、心を明るく照らしましょう。アロマバスで心身ともに芯から温まって。 おすすめレシピ マンダリン2滴、シナモン1滴またはジャスミン1滴をブレンドした精油で、アロマバスに浸かりましょう。気の巡りがよくなり、心も体もぽかぽかと温まります。 ス

          2022.11.7 立冬

          冬は「閉蔵(へいぞう)」の季節という。 冬の三ヶ月間は、万物の生機が閉じこもる。 至るところで川が凍り、地が裂け、天の陽気は万物から遠ざかる。 冬の養生法 夜は早く寝、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って起居すべきである。 欲望を潜めながら、すでに遂げたような満足感を保つ。 体内の陽気を漏らさないように、寒い刺激を避け、体を暖かく包む。 これは冬の「閉藏」の気に相応する養生法である。 これに背くと、冬によく活動する腎気が傷む。 すると、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気

          2022.11.7 立冬