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農業を始めました その4 (夏野菜から秋冬野菜へ)

昨年からのコロナ感染のため、仕事がほぼ毎日リモートワークとなってしまい、散歩に出ないと一日の歩数が100歩という日が続き、このままではコロナに感染する前に生活習慣病でお医者様のご厄介になることが考えられ、奥様の趣味のベランダ園芸がマンションの大規模修繕のためにできなくなってしまったこともあり、身体を動かす口実になればと始めた農業もはや半年となりました。当初、かったるいなぁと思って畑まで出かけていましたが、なんと今年の長い夏、なんとほとんど毎朝お散歩と称して畑へ出かけ 収穫と夏野菜たちの面倒を見てしまいました。面倒といっても、脇芽がでたのをフィーリングでカットしたり(どの脇芽を残すかが難しくて結局最後まで自信をもって作業ができませんでした)、大きく育って不安定になったキュウリやトマトを添え木に固定をしてやったり、害虫を駆除(虫が怖くて触れない私にとっては一大決心が必要な作業でした。)したり、雑草をむっしったりの作業です。その見返りに夏野菜たちは、おいしい実や葉っぱを私たちに提供してくれました。

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キュウリを収穫しています。

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美味しい枝豆を供給してくれた「湯上りむすめ」さんたちが完熟したので「これ以上おいておくと大豆になっちゃう!」とインストラクターに脅されて、ついに7月25日に大豆を最終収穫することにしました。この日は根こそぎ引っこ抜いて収穫。意外と根っこが浅く簡単に抜けたのでびっくりしました。

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8月22日の収穫物と枝豆を最後に収穫した7月25日の記録です。

8月に入ると台風の強風で、ミニトマトの木がずっこけてしまいあわや大惨事という状態になりましたが、倒れ掛かった木を支柱を立て直し、麻ひもで優しく固定しながらサポートしなおしてあげると何とか生き返りました。

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トマトの実の向きが横に向いていて変ですよね?台風でずっこけた木を支えなおしたら、ちょっと目算が外れてねじれちゃいました…ごめんなさい


さらに、急激に降った多量の雨の影響で、半分くらいの実の皮が裂けてしまいました。良くスーパーなどでB級品として安売りしている傷入りのトマトになってしまった我が子のトマトちゃんたちを見て、でも廃棄する気にはとてもならず、皮が裂けていても実の内側まで達していないものはOKとして注意をして料理に使用して食べました。ミニトマトで作ったラグマン(ウズベク料理店で食べた味が忘れられずにトライ!)やラタトゥイユはおいしかったですよ。

8月中旬に入ると、元気のいっぱいだったミニトマトとキュウリの元気が急になくなってきました。キュウリはおよそ60本の新鮮なキュウリを毎日供給してくれました。ミニトマトは数え切れません…でもそろそろお別れして、秋冬野菜の種まきの準備を始めないといけません。近くの農園を見ても次々と夏野菜の勢いを失ってきた木を処分して土づくりを始めています。この辺は非情ですが、種まきが遅れてしまうと秋冬野菜の生育に影響が出てしまうのでとても厳しいです。
我が家は、これまで最低の2畝をレンタルしていたのですが、9月からは思い切って標準的な3畝に契約を変更したので8月は、9月からの3畝の畑と これまでの2畝の畑の両方を使用することができ、夏野菜をぎりぎりまで残しておきながら、次の準備として土づくりをして畝を立てることが同時にできてしまいました。
畝つくりは、一度春に経験をしていますが、それでも暑い夏に行うのは大変な作業でした。本当のお百姓さんたちのご苦労を経験することができました。

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朝6時に家を出て、暑くなるまでになんとか小さい2畝のマルチング栽培用の黒シートを張ったところでしばらく土を寝かせて、鋤きこんだ肥料が土になじむのを待ちます。

次の作業は いよいよ秋冬野菜の種まきです(^^♪

By こばつね

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