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紅い帆の船

毎年ペテルブルクでは6月下旬に、日本で言うところの高校生の卒業を祝う感じのイベントが盛大に行われます。
日本語で調べると赤い帆祭りとでてきます。


その名の通り、紅い帆の船が川をゆくお祭り。
白夜とその演出の派手さもあいまって、一般の人々や観光客にもものすごい人気です。
オペラなどクラシカルめな大音量の音楽がかけられ、いつもよりも派手なライトアップ、そして花火…
花火が上がる日は他にもあるのですが、演出も相まって個人的にはもしかしたら一年で一番派手なイベントじゃないかと思っています。
当日はとんでもない人なのでとてもじゃないけど船を見るどころじゃありません。
ですが、リハーサルということで夜中になると既に紅い船が行ったり来たりしているのを見つけました。
昨年はコロナで寝込んでいたし、一昨年はカランチンが厳しくて大人しく家にいたし、更に前は…もはや記憶がありません。
以前もこんなにバンバン船が行き来していたのか、ピョートル大帝生誕350周年だからたまたま多めに走行してるのかは謎ですが、ラッキーなことにゆったりとこの紅い船を見ることができました。
何なら跳ね橋もありがたみないくらい何回も開いたりしまったりしてました。



跳ね橋の間を通り抜ける船。



昨年〜今年は私がペテルブルクに来てから一番冬が厳しかったので、この季節がとても待ち遠しかったです…
本番の日までまた船が出るかは謎ですが、折りを見て川沿いの散歩を楽しみたいと思います。
次の冬に備えて…!!




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