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干支
ロシアにも干支があることは意外と知られていないのではないか。
日本と同じ順番で回っている。
今年が丑年で、来年が寅年だ。
数年前に母がロシアに来た時に、チョコレート屋に寄りあるぬいぐるみに一目惚れ。ぬいぐるみは干支の動物でその中にはチョコレート菓子や飴玉などが1キロも詰まっているというもの。それを買って帰って以来、毎年11月頃になると干支のぬいぐるみをロシアから買ってきてくれという命が下る。
サンクト・ペテルブルクのネフスキー通りにはいくつかのチョコレート屋があり、そのうち代表的なところだとクルプスコイのショップがあり(今までの上の写真)、この時期に次の干支のぬいぐるみが並んでいる。物によっては中にチョコレートが入っておらずぬいぐるみだけで売られているものもあるのだが(写真:白いトラのカップル、バラ売り)、これらはどうするのか店のお姉さんに聞くと、チョコレート菓子はプレゼント用のパックに詰めてぬいぐるみと同じ袋やかごなどに入れてくれるのだそう。もちろんぬいぐるみだけでの購入も可能とのこと。
バッグになっているトラなども。こうしてぬいぐるみのお腹に既にチョコレートなどが詰められているタイプのものは中身は選べない。
また、こうしたぬいぐるみはチョコレート屋に限らず、スーパーの店頭にも並ぶ。サンタの格好をしたトラなど様々なものがあり面白い。
色々トラを物色した挙句、チョコレート屋のトラがあまり可愛くないとの理由でスーパーで買うことに。
ペテルブルク切っての陶器ブランド、ロモノーソフからは干支の置物なども出ており、ゴスティーヌィ・ドボールやネフスキー近辺のいくつかの支店に赴いた際にはロシア人のおばちゃんたちが虎の置物を品定めしている様子を何度も目撃したので、こうしたものも恒例で毎年買い集めている人がいるのだなと、自分のことを棚に上げて密かにおかしかった。
(K)
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